Kobe University

平成30年度入学式を挙行しました

2018年04月04日

神戸大学は4月4日、神戸ポートアイランドホール (ワールド記念ホール) にて、平成30年度の入学式を挙行しました。今年度は、学部に2,611人、大学院博士課程前期課程に1,258人、博士後期課程に310人、法科大学院と経営学専門職学位課程に135人、編入学生129人の計4,443人が入学しました。

武田廣学長は式辞の中で、平成31年度から実施される「志」特別入試を紹介し、「神戸大学への入学はゴールではなく、それぞれの将来像を持って学修に励み、専門分野を探求して社会へと羽ばたいていく、そのスタート地点です。単に知識を集積するだけではなく、その知識を得て将来何をなすのか、皆さんの目標、「志」をもう一度見つめなおしてください。」と新入生を激励。神戸大学の特徴として、全国有数の規模を誇る総合大学であること、歴史と伝統のある総合研究大学であること、国際性豊かで変化への対応に優れた大学であることを挙げ、各分野における取り組みを紹介した上で、大学生活で大切にして欲しいこととして、「学ぶ」「友人をつくる」「世界に目を向ける」の3つのメッセージを贈り、「失敗を恐れず、積極的に出会いを求め、その経験から人間として成長してほしい」と話しました。

続いて、六甲台学生評議会の学生の司会のもと、摂津総合法律事務所弁護士の八十祐治氏(経営学部卒)による記念講演が行われました。八十氏は、経営学部を卒業後、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸などでJリーガーとして活躍し、その後司法試験に合格し弁護士になった経歴を紹介。「それぞれの目標に向かって、夢をあきらめずに大学生活を送ってほしい」と新入生にエールを送りました。講演に引き続き、「学生生活の時間の使い方」や「キャリアにおける決断」など、様々なテーマについて学生とのディスカッションが行われました。

式の最後に、神戸大学応援団総部吹奏楽部とアメリカンフットボール部専属チアリーダーRAVENS CHEERによるパフォーマンスが行われ、閉会しました。

左:武田学長、右:八十祐治氏
左:八十氏と学生らのディスカッション、右:吹奏楽部とチアリーダーによるパフォーマンス

(広報課)