Kobe University

神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターを開所しました

2018年05月24日

神戸大学は5月17日にバベシュ・ボヨイ大学の協力のもと、ルーマニア・クルージュ=ナポカに、神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターを開所しました。2008年中国・北京に開所した中国事務所、そして2010年にベルギー・ブリュッセルに開所したブリュッセルオフィス、2015年4月にベトナム・ハノイに開所したハノイ神戸大学連絡拠点、2015年10月にポーランド・クラクフに開所したポーランド拠点 (クラクフ)、2016年4月に開所した神戸大学・北京外国語大学国際共同研究拠点、2016年7月にアメリカ合衆国・ハワイに開所したホノルル拠点に続く、7番目の海外拠点になります。また、バベシュ・ボヨイ大学の日本における国際交流活動の拠点として、神戸大学国際連携推進機構内にも、神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターが設置されました。

井上典之国際担当理事、油井学長補佐 (国際連携担当)、吉井昌彦副学長 (評価・人事企画担当) が現地に赴き、神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターに関わる覚書の調印式を執り行いました。調印式において、両大学の概要が紹介されるとともに、井上理事から、本拠点が神戸大学とバベシュ・ボヨイ大学との交流拡大の拠点となり、ルーマニアをはじめとする中東欧諸国の大学との研究・教育分野等での交流を行う機会を提供していくことへの抱負が述べられました。バベシュ・ボヨイ大学からは、Ioan Chirilă (ヨアン・シリラ) 大学議会長、Călin Rus (カリン・ルス) 国際担当理事、Cristian Litan (クリスチャン・リタン) 教育担当理事、Ioan Nistor (ヨアン・ニストル) 経営学部長が出席し、両大学の交流分野の拡大への期待が示されました。

調印式後、井上理事一行は、神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターを訪れ、Rodica Frențiu (ロディカ・フレンツ) アジア言語学科准教授や、神戸大学からの交換留学生等が調印式参加者に加わり、神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターの今後の活用について協議しました。

バベシュ・ボヨイ大学は、1998年に大学間学術交流協定を締結し、国際文化学研究科・国際人間科学学部と経済学研究科が中心となり、研究交流や学生派遣など活発な国際交流を行っている欧州の協定校の一つです。

本学は今後も神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センターを拠点とし、日欧の教育及び研究分野での協力強化を中東欧諸国において推進していきます。 

( 神戸大学/バベシュ・ボヨイ大学国際協力センター )

(国際部国際企画課)