Kobe University

神戸大学医学部保健学科と附属学校部との連携授業を開催しました

2018年11月27日

平成30年11月24日に、神戸大学医学部保健学科と附属学校部との連携授業を開催しました。

この連携授業は、附属学校部の子供たちが神戸大学を訪れて、授業や実習に参加するイベントです。今回は、小学生約60名、中等教育学校生約40名、保護者約70名が参加しました。内容は、小学生向け連携授業1コマ、中等教育学校生向け授業1コマ、中等教育学校生向け実習1コマ (実習は、4つの専攻科に分かれて受講) という構成でした。

小学生向け授業「寄生虫のふしぎな世界」

講師:入子英幸 准教授

小学生向けには、保健学研究科の入子准教授が、「寄生虫のふしぎな世界」と題した授業を行いました。小学生たちは、クイズに答えたり、アニメーションをみたりしながら、私たちの身のまわりにはどんな寄生虫がいて、寄生虫がどんな工夫を凝らして生きているのかを勉強しました。1年生も6年生も、ふしぎな寄生虫の世界に興味津々の様子でした。

中等生向け授業「脳の仕組みと働きを、リハビリテーションの観点から学んでみよう!」

講師:種村留美 教授

中等教育学校生向けの授業では、脳の機能や認知症などについて、種村教授に分かりやすく説明していただきました。保健学科で実際に行われている研究のことなどもお話しいただき、生徒たちが進路を考える上で大変貴重な時間になりました。

中等教育学校生向けの授業終了後は、看護学、理学療法学、検査技術科学、作業療法学の4つの専攻別に実習が行われました。それぞれの実習は少人数制で行われ、生徒たちは実習を通して、専攻科別の授業内容について、具体的に聞いたりと、大学の先生たちとじっくり話すことができたようです。

今後も、神戸大学と附属学校部は連携を推進し、子供たちの帰属意識を醸成し、知的好奇心を育み、興味を持った分野についてより深く知ることができるよう、活動を続けて参ります。

(附属学校部)