Kobe University

JSTさくらサイエンスプラン「持続可能な農業を支える最先端のバイオシステム工学」を実施しました

2018年12月13日

神戸大学農学研究科は、11月26日から12月2日までの8日間にかけて、科学技術研修コース「持続可能な農業を支える最先端のバイオシステム工学」を実施しました。

本プランは、JST「さくらサイエンスプラン」の支援により2016年から3年間に渡り実施されている計画であり、今年は3年目となります。タイ王国のタマサート大学工学部機械工学科、スリランカ民主社会主義共和国のルフナ大学農学部農業工学科、インドネシア共和国のボゴール農科大学農業工学部の各大学から引率教員1名と学生7名、合計24名が参加しました。

プログラムの主な内容は、参加者らが、植物工場 (伊藤博通教授)、水田の機械除草 (庄司浩一准教授)、畜産廃水浄化 (井原一高准教授) および食品品質評価 (黒木信一郎助教) の4グループに分かれて科学技術研修を行い、最終日に各グループがそれぞれ研修成果について発表を行うというものです。

実施3年目ということもあり、本学の学生らは海外の学生達とコミュニケーションを取る能力が向上し、効果的に実験補助を行うことができました。その結果、研修期間が短期間であったにもかかわらず各グループ共に目的、方法、結果および考察の各項目について的確にまとめられており、発表内容も高水準の評価を得ました。最後に、修了証を各参加者に授与してプログラムを終えました。

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(農学研究科)