Kobe University

神戸大学先端融合研究環開拓プロジェクト キックオフシンポジウムを開催しました

2019年07月31日

7月22日、神戸大学百年記念館 (神大会館) で、神戸大学先端融合研究環開拓プロジェクトキックオフシンポジウムを開催しました。学生や研究者ら約80人が参加しました。

先端融合研究環では、分野を越えた文理融合の共同研究を推進しており、本学の特色を生かした次世代先端研究・文理融合研究のシーズ育成を目指して、本年度から開拓プロジェクト研究を開始しています。

シンポジウムでは、はじめに齋藤政彦副学長から開会の挨拶がありました。その後、研究を開始した9件の「開拓プロジェクトの研究内容」について、研究代表者や研究分担者による講演が行われました。

講演者 (発表の概要) は以下のとおりです。

  • 身内賢太朗・理学研究科准教授 (宇宙暗黒物質研究)
  • 深城英弘・理学研究科教授 (高次生命現象におけるゲノムファンクション)
  • 小堀康博・分子フォトサイエンス研究センター教授 (階層縦断的アプローチによる革新的光エネルギー変換系の開拓)
  • 藤井稔・工学研究科教授 (低環境負荷ナノ粒子のバイオニクス・フォトニクス・エレクトロニクス展開)
  • 大澤輝夫・海事科学研究科教授 (海洋再生可能エネルギーによる発電・水素製造システムの研究開発)
  • 内山雄介・工学研究科教授 (サステイナブル低炭素化システム創生研究)
  • 坪倉誠・システム情報学研究科教授 (デジタルスマートものづくり)
  • 本田和久・農学研究科准教授 (神戸大学発次世代農資源生産システムの創造)
  • 丑丸敦史・人間発達環境学研究科教授 (メガシティにおける河川の生物多様性が生み出す生態系サービスの評価)

各講演の後には活発な質疑応答が行われました。終了後、参加者からは「色々夢の広がる話があり、興味深かった」等の声も寄せられ、たいへん有意義な内容となりました。

最後に、藏重久弥先端融合研究環長から閉会の挨拶があり、盛会のうちに幕を閉じました。今回のシンポジウムが更なる文理融合研究の契機となることが期待されます。

(研究推進部先端融合推進課)