Kobe University

KANSAI&HUBEI関西地区「対話湖北」交流イベントに参加しました

2019年08月27日

8月1日~3日、中国湖北省にてKANSAI&HUBEI関西地区「対話湖北」交流イベントが開催され、本学からは、吉井昌彦国際担当理事と黄磷アジア総合学術センター副センター長が参加しました。

関西地区と湖北省をはじめとする中国中部地区との初の交流イベントとして、関西地区の大学、企業、自治体、議会、マスコミ、友好団体および華僑華人団体で構成された総勢150名規模の訪中団が湖北省の武漢市や襄陽市などを訪れ、3日間、多方面にわたる交流活動を行いました。

大学間対話交流分科会

8月1日には湖北省政府主催の歓迎レセプションがあり、翌2日は開幕式および全体会議が開催されました。湖北省省長をはじめ、湖北省の各主要都市の首長から、経済発展や外資導入の現状および日本との交流などについて説明があり、中国側の参加者を含めて総勢800人を超える大規模な会議となりました。午後には各方面に分かれて「対話湖北」分科会が開催され、本学は、関西地区と湖北省の大学間対話交流会に出席しました。吉井昌彦国際担当理事と木村邦生岡山大学副学長が日本側参加大学を代表して挨拶し、吉井理事は、神戸大学と湖北省の武漢大学や華中科学技術大学等との活発交流の現状について紹介を行いました。この分科会では、日中両国の地域レベルにおける教育、研究および人的交流の増進について意見交換が行われました。日本からは16の大学や学校法人が出席し、中国湖北省からは、武漢大学をはじめとする20以上の教育機関の出席がありました。

武漢大学訪問

8月3日午前には武漢大学、午後には湖北大学を大学訪問団として訪れ、座談交流会に出席しました。各大学における日中間の交流状況に関する紹介があり、今後の協力関係について活発な意見交換が繰り広げられました。

「三国志」の舞台として有名な湖北省、そして、中国の「三大かまど」の一つとして有名な武漢の暑さを体験しながら、関西地区「対話湖北」交流イベントに参加した日中双方の大学、企業や自治体との間で多彩な交流が行われ、熱のこもった意見交換が展開されました。このような地域レベルの交流イベントの参加をとおして、大学間の交流が一層深まり、中国およびアジア、世界の大学・機関との益々の協力関係の発展が期待されます。

(国際企画課)