Kobe University

膜国際ワークショップ2019 The International Workshop of Membrane in Kobe 2019を開催しました

2019年12月13日

11月18日、19日に神戸大学六甲台キャンパスにおいて、膜国際ワークショップ2019 The International Workshop of Membrane in Kobe 2019 (以下iWMK2019) が開催されました。本ワークショップは本学先端膜工学研究センターが主催したもので、今年で6回目の開催となりました。8ヵ国14大学、24人の膜関連企業担当者など、合計118人が参加しました。

膜国際ワークショップは、先端膜工学研究センターによって毎年開催されているイベントで、今日の最先端の膜研究・技術についての学術交流や意見交換を目的としています。1日目は特別招待講演、ならびに海外学生と本学学生の交流を目的としたポスター発表を行いました。

翌日のプログラムでは、膜研究に取り組む8カ国14大学から、各自の研究についての最新動向が発表されました。集まった研究者や企業の方々にとって、情報収集や膜研究者との意見交換などを通して、多岐にわたるネットワークを構築する場となりました。また、学生たちにとってもよい学びの機会となりました。

先端膜工学研究拠点

本学の先端膜工学研究センター (The Research Center for Membrane and Film Technology) は2007年に設立された統合的な膜研究機関で、約10年間の発展を経て2019年に全学組織となりました。膜技術に関して世界最先端の研究と教育を行うことを目的としています。

同センターでは、世界中の代表的な膜研究機関をつなぐ国際的なハブの役割を担っており、アジア・オセアニア地区・ヨーロッパにおいて、16の世界的に著名な膜研究センター・機関と学術協定を締結しています。こうした広大なネットワークを活かし、人材交流や共同研究の発表を行うことで、膜工学研究の国際的な成果を上げています。

参加した計14ヵ大学(神戸大学を含む)・膜研究機関は下記のとおりです。

  • Chung Yuan University (Taiwan)
  • National Taiwan University of Science and Technology (Taiwan)
  • Hanyang University (Korea)
  • Hong Kong University of Science and Technology (Hong Kong)
  • Institut Européen des Membranes (France)
  • Tianjin Polytechnic University (China)
  • Tianjin University (China)
  • Tsinghua University (China)
  • Universiti Teknologi of Malaysia (Malaysia)
  • University of Technology Sydney (Australia)
  • Victoria University (Australia)
  • Zhejiang University (China)
  • University of Arkansas (USA)
  • Kobe University (Japan)

(工学研究科)