12月9日、Himanshu A. Pandya (ヒマンシュ・パンディヤ) グジャラート大学副学長一行が吉井昌彦理事 (国際・評価担当) を表敬訪問しました。

グジャラート大学は、1949年に設立されたインド・グジャラート州最大の公立大学で、同州の主要都市であるアーメダバード市に位置し、現在は14学部から構成されています。また、2016年には兵庫県とグジャラート州が経済等の分野における相互協力に関する覚書を、2019年には神戸市とアーメダバード市が経済交流促進に関する意思確認書を締結し、経済分野を中心として交流を深めています。今回の表敬はアーメダバード市長の神戸市訪問に同行したグジャラート大学副学長他の高等教育関係者の希望により実現しました。

懇談では、冒頭に吉井理事から歓迎の言葉が伝えられ、両者間の自治体レベルでの交流が進展していることに対して好意的な意見が述べられました。続いて、吉井理事から神戸大学の概要が説明され、Pandya副学長からはグジャラート大学の概要と国際交流状況が説明されました。その後両者は今後の学術交流の可能性について協議しました。

また、一行は同日に先端膜工学研究センターを訪問し、神尾英治工学研究科准教授から最先端の研究について説明を受けました。

インドは近年急速な経済成長を見せており、大学間の学術交流及び自治体間の都市交流の深化が期待されます。