Kobe University

附属小学校と農学研究科附属食資源教育研究センターがお米を作りました

2020年01月22日

神戸大学附属小学校と農学研究科附属食資源教育研究センターは、普段食べているお米を栽培して成育の様子を観察しながらみんなで学んでいき、収穫の喜びを知ってもらう活動を行なっています。附属小学校2年生の皆さんは、小学校の中庭で実際に田植えから収穫までの栽培と管理を頑張っていました。この学習にあたっては、同センターの山崎将紀准教授、橋爪浩和技術専門職員、野村直希技術員、学術研究員のRym Fekihさん、技術補佐員の末廣美紀さん、大学院生の石丸陽平さん、学部生の峰将記さんが、附属小学校の児童の皆さん、宮原先生、山口先生と一緒に作業を行いました。

まず、5月20日に附属小学校の中庭の田んぼで、巨大胚品種「はいごころ」の田植えを行いました。児童の皆さんのほとんどが田植えをするのは初めてのようでしたが、楽しみにしていたようで、泥の感触に一喜一憂しながらも率先して取り組んでくれました。作業の間も、イネの栽培についての質問がたくさんありました。

10月7日に収穫を行いました。今年は例年より実りが多かったように感じ、児童のみんなが頑張った成果だと思います。1株が大きかったのもありましたが学生のサポートもあり、鎌を使って安全にも気を付けながら収穫することができました。収穫した稲は天日干しにしました。

11月19日には脱穀と調整作業を行いました。食資源教育研究センターから持って来た脱穀機や唐箕に児童の皆さんは興味津々の様子で、最終の目での選別作業まで熱心に行ってくれて、玄米に仕上がりました。

最後に児童の皆さんからのお手紙をいただき、関係者みんなで読ませてもらいました。

(農学研究科附属食資源教育研究センター・附属小学校)