2月19日、グルバンマメット・エルヤソフ在日トルクメニスタン特命全権大使が武田廣学長を表敬訪問しました。懇談には、同大使館からゴーヘル・ベルデイエワ三等書記官、セルダール・アンナグリジョウフ三等書記官、本学からは吉井昌彦理事 (国際・評価担当)、増本浩子副学長 (国際連携・国際教育担当) が同席しました。

懇談では、冒頭に武田学長から歓迎の意が述べられ、トルクメニスタンの大学と神戸大学との間で学術交流実績はないものの、本学にトルクメニスタン人学生1名が在籍中であり、今後の交流開始を期待する旨が述べられました。エルヤソフ大使からは両国間の天然ガス資源開発を中心とした経済交流や近年活性化している教育・科学分野における交流について説明があり、続いて、吉井理事からはJICA (国際協力機構) のプロジェクトによる協力の可能性や国際協力研究科での留学生受入実績が紹介されました。その後、両者はトルクメニスタンと神戸大学との間での学術交流開始の可能性について協議しました。

今年はトルクメニスタンの永世中立宣言25周年にあたり、日本でも記念行事が予定されています。今回の訪問を契機として、本学とトルクメニスタンの大学との学術交流の強化が期待されます。