Kobe University

三井住友信託銀行株式会社から新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発の研究助成として1,000万円の寄附をいただきました

2020年07月15日

新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発への研究助成として、三井住友信託銀行株式会社から本学に対し1,000万円の寄付が贈呈されました。本寄付は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン・治療薬の開発等を行っている大学の支援を目的とした「新型コロナワクチン・治療薬開発寄付口座」事業の一環として、医学研究科附属感染症センターの森康子教授らが行うワクチン開発に寄付されたものです。

7月8日に六甲台キャンパスで行われた贈呈式には、三井住友信託銀行株式会社から田中尚宏専務執行役員、髙橋英也大阪本店法人業務部長、本学から武田廣学長、小田啓二理事・副学長、藤澤正人医学研究科長、森康子医学研究科附属感染症センター教授が出席しました。

贈呈式では、田中専務執行役員から1,000万円の寄附目録が武田学長に贈呈され、武田学長は寄付の謝辞を述べ、感謝状を贈りました。その後、森教授から新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発の研究の概要について説明がありました。ワクチン開発は、水痘・帯状疱疹生ワクチンを応用し、新型コロナウイルスに対する免疫を獲得できるワクチンの開発を目指すもので、阪大微生物病研究会と共同で研究を行っています。森教授は「新型コロナウイルスのワクチン開発を目指し、そのためのウイルス学的な解析および新型コロナウイルスを取り扱うためのP3レベル実験室の整備などに活用したい」と述べました。

田中専務執行役員 (左) から目録を受け取る武田学長 (右)
目録と感謝状を手に記念撮影
研究の概要についての説明の様子

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(医学部総務課)