初のオンライン開催、iWMK2020は世界10カ国から過去最高の201人が参加

先端膜工学研究センター (以下膜センター) は11月20日に、今年で第7回目となる、“The International Workshop on Membrane in Kobe, 2020” (iWMK2020 online) をオンラインで開催しました。

iWMKとは、膜センターが学術協定を結んでいる海外の膜工学研究機関 (現在14機関) との国際交流事業であり、膜センターが中心となり、毎年神戸大学で開かれています。今年は新型コロナウイルス感染症拡大の状況を受け、iWMK2020は対面での開催を取り止め、初めてのオンライン開催で実施しました。

最初に本学の小川 真人理事・副学長から開会の挨拶があり、その後プログラムに沿って各海外膜工学研究機関および膜センターによる最新の研究動向や成果発表が行われました。今回は13機関からの参加があり、膜研究の最新動向を把握できた点で本学の若手研究員や学生にとっても、素晴らしい学びと交流の場となりました。発表の後には参加者との質疑応答も行われ、長時間に及んだワークショップは終始和やかな雰囲気で、盛況のうちに終了しました。

以下が講演者です。

• アーカンソー大学 (アメリカ) Professor S Ranil Wickramasinghe, Professor Xianghong Qian
• 神戸大学大学院工学研究科 教授　荻野 千秋
• 国立台湾科技大学 (台湾) Professor Wei-Song Hung
• 中原大学 (台湾) Professor Yung Chang
• シドニー工科大学 (オーストラリア) Professor Ho Kyong Shon
• ビクトリア大学 (オーストラリア) Professor Stephen Gray
• 漢陽大学 (韓国) Mr.Tae Hoon Lee
• 香港科技大学 (香港) Professor Wei Han
• バンドン工科大学 (インドネシア) Professor Tjandra Setiadi, Dr. Helen Julian,Dr. Khoiruddin
• 南京工業大学 (中国) Professor Wanqin Jin, Professor Gongping Liu・マレーシア工科大学 (マレーシア) Professor Ahmad Fauzi Ismail,Professor Pei Sean, Goh
• 浙江大学 (中国) Professor Liping Zhu
• 天津工業大学 (中国) Professor Yunxia Hu
• Institut Européen des Membranes (フランス) Professor Philipe Miele, Dr. Damien Voiry
• 神戸大学先端膜工学研究センター長 教授　松山 秀人