Kobe University

先端膜工学研究センターが経済産業省「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度 (国際展開型)」に選定されました

2020年12月25日

このたび、神戸大学先端膜工学研究センターが経済産業省「J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」(国際展開型)」に選定されました。地域オープンイノベーション拠点選抜制度は、「大学等を中心とした地域オープンイノベーション拠点の中で、企業ネットワークのハブとして活躍しているものを評価・選抜することにより、信用力を高めるとともに支援を集中させ、トップ層の引き上げや拠点間の協力と競争を促す制度」として2020年に創設されました。国際展開型と地域貢献型の2類型があり、第1回は計9拠点が、今回の第2回目では計5拠点が選抜されています。選抜期間は公表年度を含む3年間です。

関連リンク
J-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点第2回選抜を行いました! (経済産業省HP)

拠点に選抜されることで、本学が受けられる支援
経済産業省がひとつひとつの拠点に伴走し対話しながら、予算や規制緩和など支援をオーダーメイドで行います。
現時点での支援メニューの例
  • 国内外への広報、拠点間の連携支援
    (ロゴマークの使用許可、選抜拠点間ネットワーク会議、海外展開支援 等)
  • 経済産業省予算事業との連携強化
    (地域企業イノベーション支援事業、戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業))

先端膜工学研究センターについて

神戸大学 先端膜工学研究センター では現在、アジア・オセアニア・欧米にある計14の膜研究機関と学術協定を締結しています。この海外の膜研究機関との研究者交流等により若手人材の育成を行うとともに、研究成果の国際発信、海外の膜研究の情報収集等を積極的に行い、世界最先端の膜開発に取り組んでおります。2014年より毎年神戸大学において膜国際ワークショップ (International Workshop on Membrane in Kobe, iWMK) を開催しており、研究者・学生のみならず、産業界にも世界の膜研究の動向を把握する機会を提供しています。さらに同センターは、主に企業会員 (現在約80社) を中心に構成される「先端膜工学研究推進機構」(一般社団法人) と連携して、企業ニーズを取り込んだ産学連携にも注力しています。

この度の選抜を受け、国内外の企業とのグローバルな産学連携活動を積極的に推進し、さらなる国際展開を目指します。

(先端膜工学研究センター)