Kobe University

スーパーマーケットにおける買い物かご・カートのウイルス不活化効果を確認

2021年06月04日

国立大学法人神戸大学 (学長:藤澤正人、以下神戸大学) とイオンリテール株式会社 (本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:井出武美) は6月3日、イオン神戸北店 (神戸市北区上津台) にて『ウイルスフリーユニット実証実験報告会』を共同で開催しました。

産官学連携本部、工学研究科、医学研究科が考案した『ウイルスフリーユニット』による買い物かご・カートに付着した菌を採取し不活化効果の検証を実施し、『ほぼ100%の効果』が確認できました (※殺菌できていればウイルスも不活化されることが、神戸大学にて確認済み)。

イオン神戸北店での実証実験の様子

この実験は、イオン神戸北店の入口に、買い物かご・カート専用の『ウイルスフリーユニット』を設置し、冷陰極蛍光ランプ (CCFL) を活用した紫外線照射と人体に影響のない低濃度オゾン生成による不活化効果を検証しました。これにより、安心した買物ができるようになるとともに、従業員が行なっている消毒作業の負担を軽減することができます。

(産官学連携本部)