7月16日)、加古川食肉公社食肉センターで開催された第224回神戸肉枝肉共励会にて、神戸大学 (食資源教育研究センター) の雌牛2頭が、出品牛30頭の中で、「最優秀賞」と「優秀賞」を受賞しました。
受賞した2頭の父はいずれも「宮喜」で、兵庫県下で希少となっている城崎系統の流れを汲む血統でのダブル受賞は、但馬牛の改良にとっても大きな意味をもつものと考えられます。
また、2頭の月齢はともに30ヶ月齢と但馬牛の雌牛としては若く、肥育期間を短縮することで効率的な肉牛生産を目指す近年のトレンドを体現している点にも価値があると考えられます。
「最優秀賞」は枝肉重量411㎏、「優秀賞」は枝肉重量418㎏、双方とも最高等級のA5ランクに格付され、セリではそれぞれ3940円/kgと3260円/kgで落札されました。