Kobe University

神戸大学「新型コロナワクチン職域接種」の被接種者の皆様へ

2021年08月26日

新型コロナウイルス対策本部会議担当理事・副学長 木戸 良明
教育担当理事・副学長 大村 直人

8月26日付けで、関東地方の複数の大規模接種会場において、供給されたモデルナ製「新型コロナワクチン」の一部に異物が混入していたと報道されました。厚生労働省及び武田薬品工業からの発表は下記のとおりです。

異物混入が確認された当該ワクチンのロット番号が発表され、本学での職域接種で使用したワクチンと照合したところ、(ロット3004734) の当該ワクチンが本学にも8月上旬に計180バイアルが納入され、8月20日〜25日の本学職域接種において1,793名に使用されていることが判明しました。

なお、本学職域接種の際には、接種前のワクチン充填の作業で、複数の医療職員が各バイアルおよび注射器内のワクチンを1本ずつ目視でダブルチェックしており、異物の混入が無いことを確認したうえで使用しております。また、当該ワクチンは本日以降の接種では使用しておりません。

厚生労働省および武田薬品工業の発表では、現在までに当該ロット番号のワクチン接種に関連して発生したとみられる安全衛生上の懸念に関する報告はないということです。

そこで、8月20日〜25日の期間中に本学において職域接種を受けた方は、ご自身の手元にある予防接種済証又は新型コロナウイルス接種記録書に貼付けられているロットシールでロット番号をご確認のうえ、当該ロット番号のワクチンを接種した方で体調不良等がありましたら、医療機関を受診してください。

今後新たな情報が得られましたら、随時、情報提供をいたします。