
のメンバー (2019年冬撮影)
令和3年5月30日、神戸大学医学部と武庫川女子大学食物栄養科学部の学生によるボランティアグループの小児糖尿病サマーキャンプの活動が、公益法人日本糖尿病協会の小児糖尿病功労賞を受賞しました。
小児糖尿病サマーキャンプは、小児糖尿病の子どもたちのインスリン自己注射や血糖自己測定など自己管理に必要な糖尿病の知識・技術を身につけるとともに、メンタルケアの場となっています。同グループは、毎年「兵庫県小児糖尿病サマーキャンプ」に学生ボランティアとして参加し、生活支援、健康状態の観察に加え、勉強会の開催を行うなど、キャンプに参加する1型糖尿病の子供達との交流活動を進めてきました。兵庫県小児糖尿病サマーキャンプは約40年間の歴史がありますが、同学生グループは長きにわたり、ボランティアとして活動を支えてきました。このような長年の活動が認められ、今回の表彰となりました。
医学部医学科6回生:奥湧志さんのコメント

この度は小児糖尿病功労賞を授与いただき、大変嬉しく思います。日頃からお世話になり今回ご推薦いただいた先生方、スタッフの皆様、またこれまで活動を繋いでこられた先輩方に感謝申し上げます。
私達は神戸大学医学部医学科・保健学科と武庫川女子大学食物栄養科学部の学生によるボランティアグループです。毎年8月に小学1年〜中学3年生の1型糖尿病患者の子供達とキャンプを行っています。キャンプを通じて子供達が1型糖尿病について学び、カーボカウントやインスリン治療を習得できるよう、様々なイベントを企画しています。
コロナ禍によって今年はオンライン開催となってしまいましたが、受賞を機にさらにボランティアの輪が広がることを願い、ますます励んでいきたいと思います。
関連リンク
- 公益財団法人日本糖尿病協会 小児糖尿病関連受賞者
- 兵庫県小児糖尿病サマーキャンプボランティア(CNF) ※Twitter
- 武庫川女子大学食物栄養科学部食物栄養学科