Kobe University

科学技術イノベーション研究科 年次定例シンポジウム『「文理融合」型 ドクター教育・研究と科学技術イノベーション ~イノベーション理論から見た既存大企業の復活策~』を開催しました

2021年12月08日

藤澤 正人学長

2021年11月22日、神戸大学百年記念館 六甲ホールにおいて、科学技術イノベーション研究科 年次定例シンポジウム『「文理融合」型 ドクター教育・研究と科学技術イノベーション ~イノベーション理論から見た既存大企業の復活策~』を開催しました。同時にオンラインによるLive配信も行われ、会場には48名、オンラインでは231名が参加しました。

はじめに、藤澤正人学長による開会挨拶があり、続く文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室 西明夫室長からのビデオメッセージ、近藤昭彦研究科長の挨拶からシンポジウムは始まりました。

(左) 宮尾 学准教授 (右) 永田 真副研究科長

第一部では、経営学研究科 宮尾学准教授による基調講演「イノベーション理論から見た日本企業の現状」を行いました。

続く第二部では、永田真副研究科長が、「文理融合」型 博士課程後期課程 (ドクターコース) 教育・研究の内容を紹介し、4つの先端研究分野の各教員が最新の研究成果を紹介しました。また、2021年3月に博士課程後期課程 (ドクターコース) を修了した4名の学位取得者とその上司の方々へのビデオインタビューを通じて、研究科のドクターコースの教育によって得られた成果や今後への期待等を具体的に紹介しました。

第三部のパネルディスカッションでは、関西経済界のリーダーの方々4名を登壇者に迎え、第一部、第二部の発表とパネルディスカッションの冒頭で山本一彦教授が行ったオリエンテーションを踏まえて、「科学技術イノベーションによる関西経済の復興策」についての活発な意見交換が行われました。

最後に、ご来賓の方々から、神戸大学及び研究科における人材育成と大学発イノベーションの創出に向けて、強い期待を込めた戦略的なアドバイスと励ましのお言葉をいただき、経営学研究科長 南知惠子教授による閉会の挨拶をもって、盛況のうちにシンポジウムの幕を閉じました。

パネルディスカッションの様子

(科学技術イノベーション研究科)