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医学研究科・森康子教授が兵庫県知事定例会見に登壇 新型コロナワクチン3回目接種の効果・必要性を解説

2022年02月03日 掲載
2022年02月09日 更新

医学研究科の森康子教授 (附属感染症センター長、臨床ウイルス学) が2月2日に行われた斎藤元彦・兵庫県知事の定例記者会見に出席し、新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) のオミクロン株による感染拡大防止のため、新型コロナワクチン3回目接種の効果と必要性を説明しました。3回目接種の重要性を県民に伝えるため、専門家の知見を説明して欲しいという兵庫県の要請に応えたもので、県や市町が使う広報ビデオの撮影も行いました。

斎藤知事は「専門家によるエビデンスに基づいた説明をしていただくため、ビデオ撮影を行った」と、1, 2回目にファイザー製ワクチンを接種した後、3回目にモデルナ製を接種する交差接種や副反応に対する懸念から接種をためらう人がいるため、森教授に協力を依頼したことを説明しました。

斎藤知事と記者会見する森教授
3回目接種の効果を説明する森教授

森教授は医学部附属病院の医師が受けた3回目接種 (ブースター接種) の効果や米国の研究報告を基に、交差接種の効果にそん色はなく、副反応にも大きな差はないことを説明し、「オミクロン株の感染防止には3回目接種がカギを握る。(ファイザー製、モデルナ製の) 会社を選ばず、接種可能なワクチンを打ってほしい」と訴えました。

【Youtube】ひょうごチャンネル

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(医学研究科、総務部広報課)