Kobe University

キャンパスアジア・プログラム参加学生が本学理事を表敬訪問しました

2022年02月09日

1月25日に本学の「大学の世界展開力強化事業 (キャンパスアジア・プログラム)」参加学生が、大村直人・教育/グローバル担当理事と中村保・大学改革/デジタル化/評価担当理事を表敬訪問しました。本プログラムの主実施部局を務める国際協力研究科からは小川啓一教授、木村幹教授、武寛子特命助教、前田正樹事務課長、逢坂教育研究補佐員が同席しました。

本訪問では、2021年9月から中国・復旦大学国際関係・公共事務学院と韓国・高麗大学校国際大学院にオンラインで留学中の学生と、2022年3月から高麗大学校に留学予定の学生が自己紹介を行うとともに、留学に対する抱負を理事に伝えました。

両理事からは「留学先では勉学はもちろん大切ですが、現地ならでは経験できる食などの文化も楽しみ、留学先で今後の人生につながる人間関係を構築してください。」との激励の言葉をいただきました。本プログラムは、全学レベルで取り組んでおり、本学が目指すグローバル・ハブとしての大学教育にも貢献する重要な教育プログラムとして、小川啓一教授から全学的な支援の必要性についても説明がなされました。

本プログラムは、2011年11月に採択されて以来、復旦大学、高麗大学校との間で、本学からは158名 (ダブルディグリー42名、交換留学29名、短期研修87名) での交流の実績があり、本プログラムに参加した学生は現在、国際機関、二国間援助機関、民間企業、官公庁、国際NGOなどの機関において活躍しています。

今回新たに採択された「大学の世界展開力強化事業~アジア高等教育共同体」では、「異分野共創によるリスク・マネジメント専門家養成共同教育プログラム」をテーマに、神戸大・復旦大・高麗大が中核となり、タイ・チュラロンコン大学とラオス国立大学とも連携して、政治、経済、経営、国際関係・安全保障、公共政策、人的資源、防災、国際保健 (感染症を含む) の分野において、高い専門性と実践力・応用力が修得できる教育を提供しています。また、神戸大・復旦大・高麗大・チュラロンコン大・ラオス国立大との間でオンラインによる共同教育やセミナーを英語で実施し、国際機関、政府機関、官公庁、グローバル企業、保健・医療機関、国際・国内NGOとも連携することにより、世界をリードする教育拠点形成を目指しています。

(国際協力研究科)