1月21日、梁 起豪 (ヤン ギホ) 駐神戸大韓民国総領事が藤澤 正人学長を表敬訪問しました。懇談には、李 大永 (イ デヨン) 領事並びに本学国際連携推進機構アジア総合学術センターから、黄 磷センター長/経営学研究科教授と木村 幹国際協力研究科教授が同席しました。

冒頭、梁総領事から昨年12月に着任されたご挨拶があり、藤澤学長から歓迎の意が表されるとともに、自身の多数の韓国への訪問経験と韓国の大学との交流実績が紹介されました。懇談では、両国の水際対策やコロナ禍における授業の実施方法などについて意見交換が行われ、続いて本学と韓国の協定校との交流状況や在外公館と大学との連携例が互いに紹介がされました。本学と駐神戸大韓民国総領事館は、2019年度に「高齢化」をテーマに「日韓未来志向・協力模索シンポジウム」を共催しており、コロナ禍で見送られていた第2回目シンポジウムを次年度に開催することに合意しました。当該シンポジウムは、両国が直面する共通の社会的課題に対し、互いにアイデアを持ち寄り議論するもので、日韓協力の一つのアプローチとして神戸から発信できることが期待されています。

この度の訪問を通じて、円滑な協力関係をあらためて確認し、駐神戸大韓民国総領事館との連携を通して韓国の大学・研究機関との学術交流活動ならびに地域連携活動が今後ますます拡大することが期待されます。