神戸大学は3月23日、三菱重工マリタイムシステムズ株式会社と多機能練習船「海神丸」の竣工引渡式を神戸市東灘区の神戸大学深江キャンパスで実施しました。同船は2022年4月から、海事海洋分野における教育研究活動を中心に実運用が開始される予定です。

式典には、藤澤 正人学長、木戸 良明理事、阿部 晃久海事科学研究科長のほか大学関係者が列席し、三菱重工マリタイムシステムズからは調枝 和則社長をはじめとする関係者が出席しました。両者間で引渡書、受領書の授受が行われた後、記念品として調枝社長から藤澤学長に海神丸を描いた絵画が贈られました。
今後は、神戸大学が全学的に取り組む海洋立国・日本の将来探究に向けた教育研究活動に海神丸を活用して、高度な人材育成ならびに先端研究を推進していきます。
海神丸の主なスペック

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