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第22回神戸大学経営協議会 (持ち回り会議) 議事要録

審議期間
平成21年7月17日 (金) から7月30日 (木)まで
審議結果
承認する 19人
承認しない 0人
協議事項
  1. 神戸大学統合研究拠点の基本計画について

    統合研究拠点の基本計画について、持ち回り審議の結果、原案を承認した。
    なお、委員から頂いた主な意見は、以下のとおりである。

    ○ 飛躍のステップとして大変意義深い計画である。神戸、 ポートアイランドという視点にとどまらず世界に対してどれだけ強い情報を発信するかというスケールメリットを意識しながら実行に移すこと。

    ○ 成否の鍵を握るのはその質にある。基本計画に沿って事業を展開し、 短期間で成果を上げるとともに、その成果をきちんと評価することが重要である。

    ○ 神戸市からの土地の定期借地に関しては、 努力次第で期間延長の余地があったのではないか。

    ○ 大学が保有している土地を売却することに関しては、 今後の国際化を踏まえた留学生宿舎の増築などとも関連して再考する余地がある。

    ○ 神戸大学基金は、本当に必要な拠点づくりなら、そのためにこそ利用すべき余地がある。 前回の経営協議会で説明のあった若手研究者の海外派遣の必要性も理解できるが、 それとこの統合研究拠点づくりの緊急性及び重要性を判断することが、リーダーとしての役目である。

    ○ 「統合研究拠点」で何をするのか、また、そのために人をどのように充実させるのかを具体的にした上で、 今回の提案を再々ご熟考すること。

    ○ 他分野、他大学、あるいは企業との共同研究が学問の発展に有効であり、 その窓口が必要なことは良く分かる。前回の経営協議会では、大きな箱ものを作る計画ではないとのことであったが、 今回の基本計画では、6階建てビルを建設することになっており、箱ものに重点があるように思われる。 前回の経営協議会の説明と今回の基本計画との関連はどうなっているのか。今回の基本計画は、 大学組織内の構想としては、人及び経費の面で荷が重すぎるのではないか。

    ○ 理念の面での問題点としては、学問分野間の自由で高度な交流による総合的な開智の話と、 産学協同研究の窓口機能を持つ施設の構想と、 企業が国からの資金と大学人の智と実験設備を使って製品の開発をする産官学協力の話が混在しているのではないか。

    ○ 実験科学の新しい発展のためには、産学の協力は欠かせない。 しかし、大学の最大の任務は優れた人を育てることであり、大学には卓越した研究者の研究成果に支えられた教育が常に求められている。 そのために優れた研究者、教育者を集め、 充分に力を発揮出来る環境を作る努力を限られた資力で実行することが大学の発展にとって一番重要な課題である。 新しい地区への発展も他大学、あるいは企業、行政から共同研究を求められる優れた人を集めて、 力を発揮させるための開かれた環境を創ることを目標にすべきである。

    ○ 統合研究拠点の施設整備計画に当たっては、近隣の理化学研究所、兵庫県立大学、 甲南大学の施設整備との重複を避け、相互補完を図るなどの調整が必要ではないか。

    ○ 統合研究拠点の施設設計に当たっては、設計事務所任せにせず、学内の専門家やユーザーの知恵を集結して、 機能面・居住性・環境面・デザイン・コスト・発展性等これからの研究施設のモデルになるようなものにすべきである。