Kobe University

第2回COC+シンポジウム~〈地域創生〉を育む環境づくり~を開催しました

2017年02月06日

平成29年1月27日(金)「ひょうご神戸プラットフォーム第2回COC+シンポジウム~〈地域創生〉を育む環境づくり~」を神戸大学瀧川記念学術交流会館で開催しました。

本シンポジウムは、若者や「知」の集まる大学が「地域創生」の担い手として期待されている中、本学で取り組むCOC+事業や地域活性化につながる取組の事例発表を聞く機会を設けることで、大学や自治体、地域の方々とともに〈地域創生〉に必要な支援や環境づくりを考えるため、企画されました。当日は、自治体、経済団体、全国各地の大学関係者など約70名の参加がありました。

会場の様子

シンポジウムは、内田一徳理事・副学長の開会挨拶から始まり、次に、地域連携推進室の佐々木和子特命准教授から、これまでの本学の地域連携の取組と、COC+事業について説明がありました。

第一部では、県内企業と大学生をつなぐ「Mラボ事業」を取り上げ、まず、事業の狙いについて経営学研究科 森村 文一准教授から報告があった後、Mラボ事業に参加する大学の立場から、兵庫県立大学経営研究科長 山口 隆英教授からコメントがありました。さらに、Mラボ主催者の立場から、神戸新聞社地域総研企画調査部 箸本 史朗次長から、事業についての紹介がありました。

第2部の意見交換の様子

第二部では、~〈地域創生〉を育む環境づくり~をテーマとして、まず、3団体の学生から活動内容や実際に活動を行っていく中での課題、難しさなどについて報告がありました。続いて地域連携推進室 木原 弘恵特命講師から、地域で教育研究を行う際の調整を行うコーディネーターの立場として報告がありました。その後、人間発達環境学研究科 清野 未恵子特命助教を司会として、会場との意見交換を行いました。意見交換では、活動に関わる人を増やすための工夫や、活動に向かうモチベーションについて質疑応答がなされました。

最後に、兵庫県立大学 伊藤 聡 副理事長から閉会挨拶を行い、シンポジウムの幕を閉じました。

会場にはシンポジウム終了後も積極的に意見交換をする姿が見られ、地域連携を軸に様々な人とのつながりを広げられた機会となりました。

(地域連携推進室)