環境保全推進センターの活動

環境に関する講演会

環境保全推進センターでは、平成16年度の環境管理センター発足以来、毎年、学外から講師を招いて、学生や教職員のみならず学外の一般の方も対象とした環境に関する講演会を実施し、環境問題に関する啓発活動を行っています。

平成28年度においても、一般の方にも多数参加していただくため、大学のホームページに掲載するとともに、神戸大学の近辺の方には新聞の折込広告でお知らせするなど、広報に努めました。

平成28年度は、6月13日(月)に、神戸大学六甲ホールにて、四国大学より松重和美学長をお招きし、「環境に優しい次世代自動車とスマートグリッド」と題して、電気自動車など再生可能な自然エネルギーを上手に利用し、通信・制御機能を付加した電力網による快適で環境にやさしい生活についてご講演いただきました。

講演では、燃料自動車の仕組みや普及への課題などを、随所にユーモアを交えながら、分かりやすいご説明をいただき、参加者は最後まで熱心に耳を傾けていました。

本講演会には市民を含む127名という多数の方にご参加いただきましたが、これからもより一層多数の方に参加してもらえるようにしていきたいと考えています。

平成28年度環境保全推進センター特別講演会 

松重和美四国大学長
「環境に優しい次世代自動車とスマートグリッド」

  • 専門分野は有機・分子エレクトロニクス、
  • ナノテクノロジー、電気自動車など
  • 1990年 九州大学教授就任
  • 1993年 京都大学教授就任
  • 2004年 京都大学副学長就任
  • 2013年 四国大学長就任

神戸大学での環境に関する講義

研究活動に伴う廃液・排水の処理に関しては、研究者各自が適切に処理を行うことが求められます。そのため環境保全推進センターでは、自然科学系学部教職員・学生を中心に、実験廃液・排水に関する環境教育を行っています。平成28年度には、理学部、工学部、農学部、海事科学部、医学部保健学科、大学教育推進機構において、延べ受講者数約572名の学生に対して、授業や実験実習の一環として廃液・排水処理、廃棄物(ごみ)処理に関しての環境教育を実施しました。

神戸市および神戸大学での排水処理の仕組み、実験廃液の廃棄方法、実験器具の洗浄方法について、環境保全推進センターで作成した「環境管理ガイドブックなども使って、分かりやすい環境教育を行っています。「環境管理ガイドブック」などの内容は、環境保全推進センターのホームページ http://www.research.kobe-u.ac.jp/cema/ にて閲覧、ダウンロードできます。

  • 環境に関する講義
    環境に関する講義
  • 工学研究科での排水説明会
    工学研究科での排水説明会