哲学と政治におけるアルチュセール主義は、煽動か、独善か、裏切りか――68年とその後の闘争をめぐり師と訣別、「分け前なき者」の側に立脚して、存在の平等と真の解放をめざす思想へ。思想はいかに闘争のなかで紡がれねばならないか。
航思社 書籍紹介より
目次
- 第Ⅰ章 正統の教訓 ――M. L. はジョン・ルイスに大衆が歴史をつくることを教える
- 第Ⅱ章 政治の教訓 ――哲学者たちはいかにして王とならなかったか
- 第Ⅲ章 自己批判の教訓 ――階級闘争が理論のなかで荒れ狂う
- 第Ⅳ章 歴史の教訓 ――ヒューマニズムの害悪
- 第Ⅴ章 自分の席についた言説
- 補遺 イデオロギー論について ――アルチュセールの政治(一九六九年)