ベーシック学習者コーパス研究

ベーシック学習者コーパス研究

英語・日本語学習者コーパスを用いた研究実践

第2言語学習者の作文や発話を大規模に収集した「学習者コーパス」に基づく「学習者コーパス研究」の本邦初の本格的入門書。

  • 著者
  • 石川慎一郎
  • 出版年月
  • 2026年08月
  • ISBN
  • 9784823413490

著者自身が構築した英語学習者コーパスICNALEと、日本語学習者コーパスI-JASのデータを用い、学習者コーパス研究に必要となる個別語分析・テキスト分析・統計分析の手法を丁寧に解説。

全14章構成で、KWIC検索、共起語検索、特徴語検索、回帰分析による習熟度推定、対応分析を用いた学習者と語群の同時マッピングなど、11種の手法が紹介される。

「身近な実データの分析を通して研究手法を学ぶ」というユニークなコンセプトで編纂された本書は、コーパスデータに立脚した新しい第2言語習得研究を学ぼうとする読者にとって最適の手引きとなろう。


目次

  • 第1章 学習者コーパス研究の概要
  • 第2章 学習者コーパス研究の準備
  • 第3章 学習者コーパス研究と統計
  • 第4章 KWIC 検索―特定の語の出現文脈を調べる
  • 第5章 単語結合形検索―特定の語を含む一定長のチャンクを調べる
  • 第6章 共起語検索―特定の語の近傍に出現する語群を調べる
  • 第7章 プロット検索―特定の語の散在状況を調べる
  • 第8章 単語頻度検索―テキスト内のすべての語の頻度を調べる
  • 第9章 単語連鎖(枠)検索―テキスト内の一定長のチャンクを網羅的に調べる
  • 第10章 特徴語検索―テキスト内で顕著に多く使用される語を調べる
  • 第11章 仮説検定―頻度の差の有意性を調べる
  • 第12章 回帰分析―説明変数と目的変数の関係をモデル化する
  • 第13章 クラスタ分析―ケースまたは変数を分類する
  • 第14章 対応分析―ケースと変数の対応関係を調べる