戦後日韓の市民団体は両国関係に影響を及ぼしてきた。当初こそ日本側が韓国側を助けることが多かったが、次第に水平的関係へ発展。だが日韓の市民団体の蜜月は続かず、対立もみせていく。本書はこの問題について、具体的な市民運動団体の事例も含め分析する。
日韓関係を陰で支え、時に揺さぶってきた市民運動団体とは、どのような人々であり、何を成し遂げてきたのか? 日本側の支援で始まった関係は、対等なパートナーシップへと発展するが、蜜月は続かず、徴用工問題をはじめ、対立も深めていく。市民団体の実践と限界を当事者・研究者・外交官の視点から描き出し、台湾の事例との比較も収めた市民運動研究の最新成果。