中小M&A白書(2026–27年版)

中小M&A白書(2026–27年版)

日本の中小M&Aに関する豊富なデータを整理し、その実態を解明。本書が示す様々なエビデンスが、中小企業が抱える課題や日本の社会課題を解決するための有益な示唆を提供。

  • 著者
  • MAREC(神戸大学大学院中小M&A研究教育センター 編)
  • 出版年月
  • 2026年05月
  • ISBN
  • 9784502581519

日本の社会・経済の構造が大きく変化し、中小企業経営者の高齢化が進む中、企業の生産性を維持向上させ、地域経済の持続的成長をもたらす上で、中小企業のM&A(中小M&A)の重要性がますます増大している。

しかし、その実態はデータの不足もあって十分に明らかにされておらず、実務上の改善や必要とされる施策について、客観的な証拠に基づく議論をすることは難しい。

こうした状況を改善すべく、日本における中小M&Aに関するデータを整理し、その実態を明らかにしようとする貴重な試みを行ったのが本書である。

改訂版となるこの〈2026-27年版〉では、前回〈2024-25年版〉で用いた中小M&A仲介データにその後のデータを加えて実態把握を行うとともに(第3章)、新たに買い手企業アンケートデータを用いた分析を加え(第4章)、さらには中小M&Aに関するいくつかの重要なトピック(感情価格の存在、経営者保証の取り扱い、仲介業界の発展と課題、プライベート・エクイティ・ファンドの関わり、政策的措置)に関し、それぞれデータに基づく検討を行っている(第5章)。

本書に示された様々なエビデンスは、日本の中小企業が抱える課題や地域経済の衰退、ひいては日本経済の停滞という社会課題を解決するために、有益な示唆を提供するものである。


目次

  • 第1章 はじめに
  • 第2章 本書で用いるデータ
  • 第3章 日本の中小М&Aの現状
  • 第4章 中小M&A成功のための課題と現状:買い手企業アンケート調査による分析
  • 第5章 日本の中小M&Aに関するトピックス
  • 第6章 おわりに