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環境管理センターの活動

環境学入門

環境管理センターが責任を持つ共通教育科目として、「環境学入門」を平成21年度後期から開講しています。

講義はほぼすべての学部から環境に関する教員が参画し、オムニバス形式で実施されました。平成22年度の担当者と内容は、以下の通りです。

  1. 10月5日「ガイダンス」 國部 克彦 ( 経営学研究科 )
  2. 10月12日「環境と生態系」 武田 義明 ( 人間発達環境科学研究科 )
  3. 10月19日「環境と人体」 堀江 修 ( 保健学研究科 )
  4. 10月26日「環境と生命」 星 信彦 ( 農学研究科 )
  5. 11月2日「環境と地域」 林 美鶴 ( 内海域環境教育研究センター )
  6. 11月9日「環境と資源・エネルギー」 上田 裕清 ( 工学研究科 )
  7. 11月16日「企業の環境対応」上林 志朗 ( シャープ株式会社 )
  8. 11月30日「環境倫理とは何か」 松田 毅 ( 人文学研究科 )
  9. 12月7日「環境と経済」 竹内 憲司 ( 経済学研究科 )
  10. 12月14日「環境と法・行政」 島村 健 ( 法学研究科 )
  11. 12月21日「環境とコミュニケーション」 米谷 淳 ( 大学教育推進機構 )
  12. 1月11日「神戸大学の環境対応」 吉村 知里 ( 環境管理センター )
  13. 1月18日「環境とエネルギー変換」
    竹中 信幸 ( 環境管理センター・工学研究科 )
  14. 1月25日「学内太陽光発電システム」 梶並 昭彦 ( 環境管理センター )

平成22年度においても、昨年度と同様に幅広い学部、学年の学生が熱心に受講しました。

講義最終日に、受講生に環境学入門に関するアンケートを行い、その結果を図に示しました。図1に示すように、講義については、「非常にためになった」、「ある程度ためになった」と解答した学生が95%を超して、非常に満足度が高かったことが分かります。また、図2に示すように、オムニバス形式が良かったという学生が90%を占めています。「いろいろな分野の先生から、それぞれの視点から環境に関して学ぶことができ、よかった」というコメントが多くみられました。また、図3に示す通り、環境学入門の継続や詳細な新しい環境に関する授業科目のニーズが強く表れています。アンケートより本授業の受講生の環境に対しての熱心さ、意識の高さがこのアンケートで良く分かります。

平成23年度より、「環境学入門」は、「総合科目II」から「教養原論」という科目になります。したがって、さらに多くの学生に環境へ関心を持ってもらうことができると期待しています。またこの機会に講義内容を書籍にすることが決まりました。自然科学系と人文・社会科学系の両方の視野から環境をとらえていく本授業用の教科書として出版が予定されています。

  • 環境学入門に関するアンケート

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