神戸大学長のメッセージ

神戸大学は、国際的に卓越した研究教育拠点として国際社会に貢献し、 地域社会の発展に不可欠な存在として発展していくことを目指して、全学を挙げて創造的な研究教育活動を展開しています。

なかでも、現代の最重要課題である地球環境の保全と持続可能な社会の創造に大学における全ての活動を通じて全力で取り組んでいます。

平成16年4月には、環境管理センターを設置して環境保全、環境教育などの活動を強化・推進しているところです。

また、本年9月には、この環境への取り組みを本学の教職員及び学生など構成員が共有する基本理念及び基本方針を 「環境憲章」としてとりまとめ、本学の役割と責任を明確にして、より積極的な活動を展開していく礎としました。

この機会に、本学が継続的に実施してきている活動の成果を「神戸大学環境報告書　2006年版」 としてとりまとめ公表することとしました。

本学がその基本理念、基本方針に基づいて、今後より優れた活動を展開していくためには、 地域社会を始め広く社会の皆様のご理解とご支援・ご指導が必要であると考えています。

本報告書の作成・公表が本学における地球環境問題への取り組みの推進・改善の一助となることを期待しています。

本学として、地域社会の模範となる諸活動を強力に推進していくことにより、国際社会に貢献し、 地域社会の発展に不可欠な大学としての責務を果たしていく所存です。

平成18年9月

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