環境管理センターの活動

環境に関する講演会

環境管理センターでは、平成16年度の発足以来毎年、学外から講師を招いて、学生や教職員のみならず学外の一般の方も対象とした環境に関する講演会を実施し、環境問題に関する啓発活動を行っています。

平成25年度においても、一般の方にも多数参加していただくため、大学のホームページに掲載するとともに、神戸大学の近辺の方には新聞の差し込み広告でお知らせするなど広報に努めました。

第1回目

平成平成25年度第1回講演会 伊坪徳宏先生「ライフサイクルに注目した環境評価と  ウォーターフットプリント」
平成25年度第1回講演会 伊坪徳宏先生
「ライフサイクルに注目した環境評価とウォーターフットプリント」
25年11月11日(月)15:10から神戸大学瀧川記念学術交流会館にて、東京都市大学環境学部より伊坪徳宏教授をお招きし、「ライフサイクルに注目した環境評価とウォーターフットプリント」と題して、さまざまな企業活動や生産に伴う環境影響の評価手法であるライフサイクルアセスメント(LCA)とその利用動向とともに、今後普及することが期待されるウォーターフットプリントの開発状況について講演いただきました。

第2回目

平成25年12月10日(火)17:00から平成25年度第2回講演会 山本裕三先生「暮らしに身近な花王製品の開発と環境の取り組みについて」
平成25年度第2回講演会 山本裕三先生
「暮らしに身近な花王製品の開発と環境の取り組みについて」
神戸大学出光佐三記念六甲台講堂にて、花王カスタマーマーケティング(株)経営企画部門環境推進室より山本裕三氏をお招きし、「暮らしに身近な花王製品の開発と環境の取り組みについて」と題して、さまざまな観点からのアプローチが必要である環境に配慮した取り組みを、企業においてどのように実現しているかについて講演いただきました。

第1回、第2回とも多数の方々にご参加いただきましたが、これからもより一層多数の方に参加してもらえるように努力してゆきます。

神戸大学での環境に関する出張講義

研究活動に環境に関する出張講義
環境に関する出張講義
工学研究科での排水説明会
工学研究科での排水説明会
伴う廃液・排水の処理に関しては、研究者各自が適切に処理を行うことが求められます。そのため環境管理センターでは、自然科学系学部教職員・学生を中心に、実験廃液・排水に関する環境教育を行っています。平成25年度には、理学部、工学部、農学部、海事科学部、医学部保健学科、大学教育推進機構において、延べ受講者数約800名の学生に対して、授業や実験実習の一環として廃液・排水処理、廃棄物(ごみ)処理に関しての環境教育を実施しました。

神戸市および神戸大学での排水処理の仕組み、実験廃液の廃棄方法、実験器具の洗浄方法について、環境管理センターで作成した「環境管理ガイドブック」や「ラジオドラマ」なども使って、分かりやすい環境教育を行っています。「環境管理ガイドブック」や「ラジオドラマ」などの内容は、環境管理センターのホームページ(http://www.research.kobe-u.ac.jp/cema/)にて閲覧、ダウンロードできます。