環境に関する教育研究とトピックス [トピックス]

「環境報告書を読む会」

本学で作成している環境報告書を学内の方に広く知ってもらい、学生からの意見等を今後の環境報告書の作成や環境保全活動に反映させるため、平成23年度から「環境報告書を読む会」を毎年開催しています。

第1回 環境報告書を読む会
平成23年6月2日、学生27名、教職員等18名による活発な意見交換を行いました。学生の意見を入れた環境報告書作りをしてはどうか等の意見がありました。
第2回 環境報告書を読む会
平成24年6月6日、学生11名、教職員等15名による活発な意見交換を行いました。「環境報告書を読む会」で出た主な意見に対する大学の取り組みを環境報告書に記載してはどうか等の意見がありました。
第3回 環境報告書を読む会
平成25年6月26日、学生7名、教職員等14名による活発な意見交換を行いました。意見に対する取組内容は下記の通りです。
意 見 取り組み内容
環境報告書のホームページ上の掲載場所が分かりにくい。アクセス数などの分析を行って検討してはどうか。 神戸大学トップページ右側の「関連リンク」に「環境・省エネへの取組」を掲載しています。環境報告書2013よりアクセス数のカウントを始めました。
環境について勉強していない学生や興味のない学生にも環境報告書が知れ渡るような工夫が必要ではないか。 平成24年度より、少しでも多くの学生に環境報告書を読んでもらえるように、入学時(学部・研究科)のガイダンスにおいて「環境報告書ダイジェスト版」の配布を始めました。
学生を読み手の第一のターゲットとして環境報告書を作成してはどうか。 学生に興味を持ってもらうため、表紙や学生団体に関する記事を、「神戸大学環境学生調査隊」に依頼し、作成しています。
他大学の環境報告書で学生が書いた記事が非常に読みやすいところがあった。神戸大学も学生が書いた記事を入れてはどうか。 環境報告書2013より、「神戸大学環境学生調査隊」が大学内の環境系サークルへ原稿執筆を依頼し、調査隊を含む学生の記事をトピックスとして掲載しました。
学生が興味を持つようにデザインや内容を工夫してはどうか。 環境報告書2013よりデザインの一部を「神戸大学環境学生調査隊」に依頼しました。
大学が環境について考えていることを学生に広めていくことで、意識する学生が増え、電気使用量などが削減されるのではないか。 学生の環境保全に対する意識啓発を行うため、「神戸大学オリジナル温度計付マグネット」を作成、全学的に配布しました。
第4回 環境報告書を読む会
「第3回環境報告書を読む会」の際の意見として、参加人数をもっと多くする工夫が必要ではないかという意見がありました。この意見を反映し、平成26年度は教養原論の1科目である「環境学入門」の授業で「環境報告書を読む会」を開催することとしました。これにより、より多くの学生が環境報告書にふれることができ、学生の意見を環境報告書の作成、環境保全活動に反映できるようにしていきたいと思います。

(関連URL)http://www.kobe-u.ac.jp/info/public-info/environment/environmental.html