完全マスター人的資本経営

完全マスター人的資本経営

人的資本経営を単なる管理技法ではなく、戦略や制度・組織のハードな枠組みと個人の内面とが結びつき、企業と個人の双方がともに持続的成長できる総合的な経営論として解説。

  • 著者
  • 上林憲雄・藤本茂夫・堂西晴香
  • 出版年月
  • 2026年10月
  • ISBN
  • 9784502593512

本書は,昨今注目を集める「人的資本経営」について書かれた初学者向けのテキストブックです。学部生や大学院生,これから働き始めるビジネスパーソンの方々が学修しやすいよう,各テーマ10ページほどで要点をコンパクトに取りまとめる形で解説されています。
人的資本経営は,従来の人事労務管理が前提としてきた労使二元論,人的資源管理が強調した顧客・消費者を含む三元論をさらに拡張し,株主・投資家をはじめとする多様なステークホルダーが交錯する複合的な経営パラダイムとして捉えられます。加えて,企業価値向上の源泉として従業員を位置づけるだけでなく,エンゲージメント,心理的資本やウェルビーイング,キャリア形成といった従業員の心理的側面に照射することも人的資本経営の大きな特徴です。
本書を一読すれば,戦略や制度・組織のハードな枠組みと個人の内面世界とが結びつき,人的資本経営を単なる管理技法ではなく,企業と働く個々人の双方がともに持続的に成長するための総合的な経営論として理解することができるでしょう。


目次

  • 第1講  人的資本経営の考え方
  • 第2講  人的資本経営をめぐる最近の動向
  • 第3講  人的資本経営の基礎理論
  • 第4講  人的資本情報の開示
  • 第5講  人的資本経営と人事部の役割
  • 第6講  メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用
  • 第7講  日本型雇用慣行
  • 第8講  女性活躍推進
  • 第9講  中高年齢者
  • 第10講 多様性とアファーマティブアクション
  • 第11講 リスキリング
  • 第12講 ワークライフバランス
  • 第13講 エンゲージメント
  • 第14講 ウェルビーイング
  • 第15講 心理的資本
  • 第16講 伴走型支援