環境保全推進センターの活動

eco活動見学会2020の開催

eco活動見学会2020の開催

環境保全推進センター主催のeco活動見学会2020を2020年11月10日(火)にパナソニックエコテクノロジーセンター株式会社(兵庫県加東市)にて実施しました。

今回のeco活動見学会では神戸大学の学生を中心にして、学外の環境関連施設を見学し、環境に係る視野を広げることを目的として、開催しました。

今回の見学会場では、使用済み家電製品の再商品化(リサイクル)およびリサイクル技術の開発・実証を事業内容としており、地球環境の保全に重要である3R(リユース、リデュース、リサイクル)についての知見を深め、理解することができるとして、訪問しました。

なお、新型コロナウィルス対応に伴い、バス移動においても密にならないよう配慮したこともあり、学生・教職員9名が参加しました。

今回、訪問した工場内でも密にならないようご配慮いただき、スムーズに見学させていただくことができました。

工場内では家電製品(エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫)の分解、分別、粉砕は適時作業者及び大型機械を用いて行っている他、磁力や風力を用いた設備で素材の選別・取り出しが行われ、破砕片は素材メーカに送られ、再利用されるものもありました。

また、工場の2階にある見学通路から俯瞰的に見学させていただき、全体の工程を理解することができ、工場見学後は質疑応答により、学生の質問に対して的確にご回答いただき、有意義な見学会となりました。

今回行った見学会実施内容について、参加された学生を対象にアンケートを行ったところ、リサイクルの工程に詳しくなれたことや、工場での作業を実際に見ることができ、施設見学が楽しかった等のコメントが寄せられました。

工場内の説明掲示
質疑応答状況

神戸大学エコバッグ

神戸大学の環境憲章では、「率先垂範としての環境保全活動の推進」を基本方針の一つとしています。この基本方針を実践するために、神戸大学のロゴマークを印刷したエコバッグを作成し、2020年4月に入学される学生を対象に配付しました。

また、地球レベルで環境保全に取り組むためには、個人が考え行動することが最も大切なことから、新入生へ宛てたメッセージ文を作成し、エコバッグ配付時に添えました。このメッセージを添えることにより、この環境啓発活動の趣旨を新入生に伝えるとともに、地球環境保全に対する意識が向上することを期待しています。

神戸大学のエコバッグ
エコバッグ配付時に添えるメッセージ文