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神戸大学総合ボランティアセンター
まちづくり分野セクション「とんかち」について
私たちとんかちは月に一度、第三土曜日の午前中10:00〜12:00にJR鷹取駅近くの天井川公園にて公園の整備活動を行っている地元自治会の方々のお手伝いをしています。主な活動内容としては清掃、雑草の草抜き、肥料の散布、スプリンクラーの整備、ビオトープの管理でたまに植樹を行ったりもします。もともとは震災当時、この地区の高齢者の支援を行っていてその関係から現在の活動行っているため、私たちはこうした公園の整備活動のほかに住民の方々との関係作りにも力を注いでいます。
月1回の活動なので毎回草は伸び放題ですしでゴミも溜まっています。そうしたゴミを活動の中でひろっていると、時々粗大ゴミに分類されるゴミを見つけます。詳細としては物干し竿一式や扇風機、冷蔵庫(小型のもの)も有りました。自治会の方々のお話によりますと、「リサイクル法」が施行されてからこういった粗大ゴミの投棄が急増したようです。付近の住民が持ってきて捨てている可能性が高いとの事でした。そういったゴミは一度自治会の会長さんが自宅へと持ち帰り、処分している様でしたがその費用はどこから出しているのかは不明です。自治会も助成金をもらってはいますがそれは公園の整備のための大切なお金ですし、会長が個人的に払っているようなことはあってはならないことです。投棄する人はそれが不法だと意識し、他人に多大な迷惑をかけているという想像力を働かせるべきだと憤りを感じました。
他に環境の面ですが、この天井川公園は阪神高速の高架下に位置しているため排気ガスの影響等を受けやすいのかと思いましたが植物等は順調に生育しており見た目に悪影響は有りませんでした。ただ、近くを流れる天井川では、年に一度自然実験のイベントを行い簡単な水質調査を行っているのですがここ5,6年でかなり汚くなってしまっているとの事でした。


