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「環境インパクト低減に関する材料・プロセス国際ワークショップ」
開催報告
平成18年12月4日、神戸大学百年記念館 で「環境インパクト低減に関する材料・プロセス国際ワークショップ」を本学の平成18年度教育研究活性化支援経費による支援を受け工学部応用化学科が中心となり開催した。広範な研究分野が横断できる議論の場を設定し、「環境インパクト低減」というキーワードのもと持続的社会形成のための化学分野からのアプローチの探索を目指した。ワークショップでは、アジア・オーストラリアを中心とした研究者8名(Xin-Hui Xing (Tsinghua University, China) , Jin-Ho Seo (Seoul National University, Korea), Da-Ming Wang (National Taiwan University, Taiwan), Qiang Xu (AIST, Japan), Yong-Gun Shul (Yonsei University, Korea), Howard See (The University of Sydney, Australia), Mohammed Dauda (Tokyo Metropolitan University, JSPS, Japan), Masanobu Ishikawa (Kobe University, Japan))により、環境負荷を低減し、持続的社会の構築を目指す材料とプロセス開発についての様々な取り組みについての講演が行われた。工学部応用化学科・大学院自然科学研究科応用化学専攻の学生を中心に、のべ196名が参加し、熱心な議論が行われた。また、アジアにおける共同研究ネットワークの構築について話し合われた。今後こうした議論を神戸大学を中心として継続的に行なうことで、アジア・オーストラリア等の近隣諸国との共同研究に発展することが期待される。


