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「環境修復技術とその体系化に関するワークショップ」開催報告

工学研究科・応用化学専攻教授松山秀人

平成20年6月2日、神戸大学百年記念館において「環境修復技術とその体系化に関するワークショップ」が開催されました。

このワークショップは工学研究科先端膜工学センターおよび自然科学系先端融合研究環環境・ エネルギー重点チームから提案され、採択された平成20年度文部科学省特別教育研究経費 ( 研究推進 ) の事業である「プロセス強化の概念を導入した環境修復方法論の体系化」の活動の一環として開催されたものです。また「神戸大学環境年2008」活動の一環でもあります。

本ワークショップでは、大気環境・水環境・土壌環境の修復技術、また飛躍的な効率の向上を目指すプロセス強化技術に関して、各界に精通する学内外の先生方をお招きし、その体系化、すなわち最適な循環プロセスの創出についての講演を行いました。具体的な講演内容と講演者は以下の通りです。

  1. 神戸大学で取り組む環境修復技術プロジェクトの紹介 ( 神戸大学・松山秀人氏 )
  2. CO2 排出量削減のためのエコ・テクノロジー ( 神戸大学・西山覚氏 )
  3. 自己固定化微生物を利用した汚染土壌のバイオレメディエーション ( 神戸女学院大学・塩見尚史氏 )
  4. バイオマスからの燃料・化学品製造 ( 神戸大学・福田秀樹氏 )
  5. マイクロバブルによる湖沼環境修復 ( 滋賀県立大学・南川久人氏 )
  6. 省エネルギー技術戦略におけるコプロダクションの役割 ( 産業総合技術研究所・中岩勝氏 )

「環境修復」というキーワードのもと、大気環境・水環境・土壌環境をいかに統合化して環境負荷を低減し、 持続的社会の構築を目指すかに焦点をあて、さまざまな取り組みがわかりやすく紹介されました。

学生の参加を含めて162名が参加し、熱心な議論が行われました。

ワークショップ講演風景
ワークショップ講演風景
ワークショップ講演風景
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