神戸大学の環境パフォーマンス省資源・リサイクル

水の使用量

平成27年度の水の総使用量は、前年度より全体で8千㎥(1.7%)減少しました。節水機器の導入や構成員の啓発によるものと思われます。六甲台地区では、六甲山の河川水をトイレの洗浄水や実験用水等の雑用水に利用して、省資源化を図っています。また、平成24年2月からは、楠地区で井戸水の利用を開始しました。

今後も引き続き水資源の有効利用に努めます。

  • 図7 水使用量

    図7 水使用量

表5 水使用量 ( ㎥ )
  H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度
         
六甲台第1
キャンパス
市水 14,431 29,563 13,429 28,614 10,971 26,621 11,617 26,563 10,290 24,410
雑用水 15,132 15,185 15,650 14,946 14,120
六甲台第2
キャンパス
市水 46,231 93,009 43,458 93,766 45,937 93,595 41,738 92,509 42,077 89,253
雑用水 46,778 50,308 47,658 50,771 47,176
鶴甲第1
キャンパス
市水 10,455 22,348 11,651 21,813 10,338 20,194 11,119 21,096 13,562 25,402
雑用水 11,893 10,162 9,856 9,977 11,840
鶴甲第2
キャンパス
市水 7,168 15,320 6,523 15,333 5,928 14,709 6,850 15,380 7,440 16,103
雑用水 8,152 8,810 8,781 8,530 8,663
楠 地区 市水 270,972 290,753 152,921 289,517 143,131 270,920 153,229 267,155 128,892 261,614
井水 19,781 136,596 127,789 113,926 132,722
名谷地区 市水 6,705 6,705 6,796 6,796 7,112 7,112 6,000 6,000 5,877 5,877
雑用水 0 0 0 0 0
深江地区 市水 22,424 22,424 21,157 21,157 20,093 20,093 17,709 17,709 17,915 17,915
雑用水 0 0 0 0 0
住吉1地区 市水 67,913 67,913 3,869 3,869 3,876 3,876 3,664 3,664 4,508 4,508
雑用水 00 0 0 0
明石地区 市水 12,488 12,488 8,286 8,286 9,911 9,911 9,554 9,554 6,389 6,389
雑用水 0 0 0 00
大久保地区 市水 3,787 3,787 3,849 3,849 4,112 4,112 3,439 3,439 3,560 3,560
雑用水 0 0 0 0 0
ポートアイランド
3地区
市水 117 117 434 434 583 583 944 944 843 843
雑用水 0 0 0 0 0
合  計
市水 462,691 564,427 272,373 493,434 261,992 471,726 265,863 464,013 241,353 455,874
井水 19,781 136,596 127,789 113,926132,722
雑用水 81,955 84,465 81,94584,22481,799

廃棄物

平成24~27年度の廃棄物等の排出量について図8に示しました。図の凡例で資源化量とありますのは、排出量のうちリサイクルに供した量を示し、図中の数値は平成27年度の量を示しています。粗大ごみは平成23年度までは漸減していましたが、平成24年度には改修工事や研究室の移転が多くあり前年度比約15%増加、そうした改修工事や研究室移転が一段落したため平成25年度に再び減少に転じ、平成26年度には平成23年度並みまで減少しました。さらに平成27年度は、大幅減少を達成しています。また、紙ごみの排出量の最大項目であるOA紙の排出量は、紙の使用量の削減努力や文書電子化の推進により、平成24年度以降、継続して減少していましたが、その減少傾向が頭打ちになってきています。包装紙やチラシなどで構成されるその他の紙の排出量も減少傾向にありますが、未だほぼ全量が廃棄されていますので、古紙回収の推進に努めていきたいと思います。

平成27年度の廃棄物総排出量は、平成26年度と比較して約30%減少しました。これは、耐震対応による建屋の改修などが一段落し、粗大ごみとなる老朽化物件が減少したことが大きな要因と考えられますが、それに加え、資源化の困難なごみの廃棄を減らそうとする努力の結果でもあると思われます。資源化率もそれに併せて、昨年度より大幅に増加し、19.3%となりました(図9)。

  • 図8 平成24~27年度の廃棄物排出量

    図8 平成24~27年度の廃棄物排出量

  • 図9 平成24~27年度の廃棄物総排出量の変化

    図9 平成24~27年度の廃棄物総排出量の変化

全学の事務用紙類の使用量

平成25年度から平成27年度までの事務用紙の使用量の推移を下表に示しました。平成27年度は前年度比で、0.31%(約0.65t)減少しました。

引き続き、会議や講義等でのペーパレス化、両面印刷、集約印刷および使用済みコピー用紙の裏側使用の普及を図り削減に努めます。

  • 図10 事務用紙使用量

    図10 事務用紙使用量

表6 年度別使用量推移
品 目 H25年度 H26年度 H27年度
総調達量(t) 前年よりの増減率 総調達量(t) 前年よりの増減率 総調達量(t) 前年よりの増減率
コピー用紙(再生紙) 200.07 -11.8% 206.93 3.4% 206.00 -0.45%
印刷用紙(白黒用) 0.54 -28.0% 0.49 -9.3% 0.36 -36.11%
印刷用紙(カラー用) 0.06 -33.3% 0.07 0.17% 0.48 85.42%
200.67 -11.9% 207.49 3.4% 206.84 -0.31%