環境に関する教育研究とトピックストピックス

グリーン・イノベーションをテーマとするシンポジウム

国際交流推進本部

2012年9月6日、神戸大学、京都大学、大阪大学の3大学は、中国江蘇省蘇州市で「中国蘇州シンポジウム」を開催しました。関西3大学と中国華東地区の復旦大学、上海交通大学、蘇州大学、同済大学、浙江大学の5大学の著名研究者による「グリーン・イノベーション」をテーマとした講演会を行いました。

神戸大学大学院経済学研究科石川雅紀教授が「持続可能な社会への移行におけるNPOの役割:ごみじゃぱんによる減装(へらそう)ショッピングの事例から」と題する講演を、蘇州大学鄭 洪河教授は「産学連携による新エネルギー科学技術の発展を促進」と題する講演など、計8人の研究者が行いました。日中両国における「グリーン・イノベーション」をテーマとしたこれほどの講演会は例が少なく、日本と中国のメディアの取材もあり、本講演会が日本と中国の大学、企業関係者に最新の話題を提供しました。

http://www.kobe-u.ac.jp/topics/top/t2012_09_12_01.html

また、12月6日には、ベルギー・ブリュッセルで神戸大学ブリュッセルオフィス第3回シンポジウム「グリーン・イノベーション&ライフ・イノベーション~日欧協力による成長社会の実現 (Green Innovation and Health Innovation-for a sustainable growth and society byJapan-EU collaboration)」を開催しました。

4つの研究セッションで本学と欧州の研究者が最先端の研究を発表、参加者との討論があり、第3セッションでは、持続可能な社会の構築を目指したバイオプロダクションをテーマとし、神戸大学、そしてベルギーを代表するゲント大学、ルーヴァン・カトリック大学、ブリュッセル自由大学、モンス大学の研究者らが出席しました。福田秀樹神戸大学長による神戸大学の次世代バイオプロダクション農工連携拠点の紹介に始まり、ベルギーを中心とした EU全体のバイオプロダクション研究プロジェクト、および教育研究に関する発表が数多くなされました。

これらの発表を通して、神戸大学の次世代バイオプロダクション農工連携拠点や、EU全体のバイオプロダクション研究プロジェクトに関しての情報交換が行われ、お互いに協力、連携していく点が数多く見いだされ、今後の具体的な交流の道筋が得られました。

http://www.kobe-u.ac.jp/topics/top/t2012_12_10_02.html

  • 「中国蘇州シンポジウム」で講演する経済学研究科石川雅紀教授

    「中国蘇州シンポジウム」で講演する
    経済学研究科石川雅紀教授

  • 「中国蘇州シンポジウム」の会場内。同時通訳で行われました。

    「中国蘇州シンポジウム」の会場内。
    同時通訳で行われました。

  • ブリュッセルオフィス第3回シンポジウムで講演する福田秀樹神戸大学長

    ブリュッセルオフィス
    第3回シンポジウムで講演する
    福田秀樹神戸大学長

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