神戸大学の環境パフォーマンス有害物質の管理および対応

PCB廃棄物への対応

神戸大学では、各部局の電気室等に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づき下表のとおり適正に保管しています。また、保管状況の点検を行い、届出書を神戸市に毎年提出しています。

高濃度PCB廃棄物(照明用安定器等)の処理については、国の処理基本計画に基づき進めており、神戸大学においては平成26年度末に中間貯蔵・環境安全事業㈱(JESCO㈱)に搬入荷姿登録を完了し、平成29年度に処理する予定です。

表9 PCB廃棄物保管数量一覧(平成28年3月末時点)
キャンパス名 主な保管場所 PCB廃棄物の種類別数量
変圧器
(台)
油入り
遮断機
(台)
進相用
コンデンサ
(台)
放電用
リアクトル
(台)
照明用
安定器
(台)
ドラム缶
保管油
(個)
ウエス
(kg)
その他容器等
(kg)
六甲台キャンパス PCB廃棄物保管倉庫 34 4 6 1 10,641 3 12 280
楠キャンパス 特高受電所 9         1   6
深江キャンパス 2号館1階電気室 1       934      
  44 4 6 1 11,575 4 12 286

アスベストへの対応

本学における建築物の吹き付けアスベスト等(アモサイト等6種)の使用箇所については、平成18年度中に除去、一部囲い込み(職員宿舎)を行い、全て対策を終えました。

なお、囲い込みを行った箇所については年1回、濃度測定を実施し、平成27年度の測定では基準値以下でした。

また平成26年6月の「石綿障害予防規則の一部を改正する省令」への対応については平成26年から調査を実施し、対応の求められている施設については必要な措置を講じています。