環境に関する教育研究とトピックス

トピックス

神戸大学環境サークル「えこふる」の活動
~環境月間ポスター作成、環境学習コンテンツ制作 他~

安全衛生・環境管理統括室 環境企画コーディネーター 小野 孝志

1.環境月間ポスター制作

環境ポスター

環境月間(6月)に向けて、環境ポスターを作成しました。ポスターの写真は、大学内にあるごみに関するものと緑や花などの自然を撮影したものです。環境問題を考えてもらうにあたって、そもそも「環境」とは何かについて考えるきっかけをつくりたい。そう考え、「環境」といっても美しい自然だけではなく、人間活動の影響を受けて汚染された場所もまた「環境」であるというメッセージを込めて作成しました。本ポスターは、神戸大学全部局に発信されました。

環境ポスター

2.環境学習コンテンツ制作

第二弾E-learningコンテンツ「食品ロスを減らせ!」の表紙

2021年に作成したE-learningコンテンツ「海洋プラスチックごみを減らせ!」に続き、第二弾E-learningコンテンツ「食品ロスを減らせ!」を作成しました。食品ロス問題について、家庭と企業に分類し、それぞれの現状と対策をまとめました。こちらの動画コンテンツの途中に、いくつか簡単なクイズやアンケートを設定し、できるだけ双方向性の要素のあるコンテンツにしました。今後も、異なるテーマで、改善点を踏まえてより多くの人に見てもらえるようなコンテンツをつくることを計画しています。

第二弾E-learningコンテンツ「食品ロスを減らせ!」の表紙

3.SDGsイベントへの参画

SDGsイベントへ参画した写真

民間企業のSDGsに関する取り組みを直接聞くことができる企業SDGs講座に、「えこふる」メンバーが参画しました。このイベントの大きな特徴は、何といっても学生と企業の方とが双方向のやりとりができることで、イベントの後半には学生と企業の方が混ざったパネリストによるディスカッションの場が設けられました。「えこふる」からも、海事科学部4年水田、国際人間科学部4年久保と1年の小城戸(こきど)がパネリストとしてディスカッションに参加しました。また、10月に開催された第4弾では、「学生SDGs推進プログラム」学生委員であり「えこふる」代表でもある竹内が、司会として活躍しました。環境サークルの一員として、講義内容に対する質問やディスカッションを積極的に行い、環境問題に対する企業の目線での知見を深めることができたと感じています。11月には第6回京都大学超SDGsシンポジウムやそのイベントの一つ「万博に向けた資源循環分野のレガシーづくり!ブレスト大会」に参加しました。大会では「えこふる」自作の環境かるたやEラーニングコンテンツなどの学習コンテンツ作成によって持続可能な社会の実現を担う次世代の人々を育成することを提案しました。

SDGsイベントへ参画した写真