現行の中期目標・中期計画は平成16~21年度の6年間に及ぶものですが、評価結果を次期中期目標・中期計画の策定に活用できるようにするため、中期目標期間の終了に先立ち平成20年度に、4年間 (平成16~19年度) の業務実績評価が実施されました。
本学は、すべての項目が「中期目標の達成状況が良好である」又は「おおむね良好である」と評価され、主な特記事項として、「教育」では国際的に通用する人材の養成、「研究」では21世紀COEプログラム等採択プロジェクトに対する学長裁量枠からの教員配置や、神戸バイオテクノロジー研究・人材育成センター及びインキュベーションセンターにおける関連分野のベンチャー企業の創出が評価されました。その他にも、「社会連携・国際交流」として、災害時における患者の海上輸送システムの検証、国際協力機構 (JICA) と協力した研修員受入れ、「業務運営」等として、「神戸大学の使命」と「神戸大学ビジョン2015」の策定、教職員の環境保全に対する意識啓発などが挙げられています。一方、改善を要する点としては、研究活動を発展させるための諸施策等に自己点検・評価結果を反映させるという計画の達成状況が十分でない点等が挙げられ、また、課題として、遺伝子組換え実験の一層の安全性確保が求められる点等について指摘を受けました。
評価結果の詳細は、以下をご参照ください。