早稲田大学理工学術院 髙谷雄太郎講師、東京大学工学系研究科 加藤泰浩教授らの研究チームは、千葉工業大学、国立研究開発法人海洋研究開発機構、東亜建設工業株式会社、太平洋セメント株式会社、東京工業大学、神戸大学と共同で、南鳥島周辺海域レアアース泥の資源分布の可視化とそれに基づく資源量の把握を行い、世界需要の数百年分に相当する莫大なレアアース資源が存在することを明らかにしました。さらに、レアアース濃集鉱物を選択的に回収する技術の確立に成功しました。
本研究成果は英国Nature Publish Groupのオンライン科学誌「Scientific Reports」に4月10日に掲載されました。
- 詳細はこちらをご覧ください。
南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と高効率な選鉱手法の確立に成功 | 早稲田大学
論文情報
- タイトル
- “The tremendous potential of deep-sea mud as a source of rare-earth elements”
- DOI
- 10.1038/s41598-018-23948-5
- 著者
- 髙谷雄太郎1-4、安川和孝5,3、川崎健寛5、藤永公一郎3,2、大田隼一郎3,2,6、臼井洋一7,4、中村謙太郎5、木村純一6、常青6、浜田盛久6、ドドビバ・ジョルジ5、野崎達生2-4,8、飯島耕一4、森澤友博9、桑原拓馬10、石田泰之11、市村高央11、北詰昌樹12、藤田豊久5、加藤泰浩2-5*
1早稲田大学創造理⼯学部環境資源⼯学科
2東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター
3千葉⼯業⼤学次世代海洋資源研究センター
4海洋研究開発機構海底資源研究開発センター
5東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻
6海洋研究開発機構地球内部物質循環研究分野
7海洋研究開発機構地球深部ダイナミクス研究分野
8神⼾⼤学⼤学院理学研究科惑星学専攻
9東亜建設工業株式会社エンジニアリング事業部
10東亜建設工業株式会社技術研究開発センター
11太平洋セメント株式会社中央研究所
12東京工業大学環境・社会理⼯学院土木・環境工学系
*責任著者 - 掲載誌
- Scientific Reports