岡山大学学術研究院環境生命科学学域(農)の藤岡春菜助教と、神戸大学人間発達環境学研究科の佐賀達矢助教は、オオスズメバチの幼虫の見過ごされていた行動を発見しました。
スズメバチの幼虫は、大顎を巣盤の壁に擦りつけ、「ガリガリ」という音を発生させます。これまで、この音は働きバチに餌をねだるためのシグナルと考えられてきました。
本研究では、オオスズメバチの終齢幼虫が、働きバチのいない環境や夜間でも音を発生させることを明らかにしました。これは、幼虫の音が餌ねだり以外の情報伝達にも関わる可能性を示す成果です。この研究結果は、8月20日、国際雑誌『Behavioural Processes』にShort Communicationとして掲載されました。

論文情報
タイトル
"Mature Vespa mandarinia larvae continue calling at night"
DOI
10.1016/j.beproc.2026.105427
著者
Haruna FUJIOKA, and Tatsuya SAGA*
掲載誌
Behavioural Processes
報道問い合わせ先
神戸大学企画部広報課
E-Mail:ppr-kouhoushitsu[at]office.kobe-u.ac.jp(※ [at] を @ に変更してください)


