2025年の第2回クィア・マイグレーションズ・シンポジウムでは、世界各地で激化するクィア移民への敵意に対して、研究者・アクティビスト・アーティストが一堂に会し、批判的に向き合います。ナショナリズムの高まり、反移民・反平等主義的政策、そしてトランスフォビックな暴力が蔓延する時代において、本シンポジウムは、移動、抵抗、そして帰属をめぐるクィアな経験を中心に据えます。私たちは、植民地主義的な論理や国家中心的な移民体制を揺るがすための、脱植民地主義的視点を前面に押し出すことで、国境や市民権をめぐる支配的な語りに異議を唱えることを目指します。デジタル技術が可視性や移動性を形づくる一方で、クィア移民が日々直面している構造的・感情的暴力――庇護制度や監視のメカニズム、社会的排除や抹消など――に焦点を当てます。
スケジュールや登録リンク、アクセス情報は下記およびイベントサイト(こちら)をご覧ください。
- 開催日時:2025年12月14日(日)10:30-16:00
- 会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)301
- 対象:どなたもご参加いただけます
- 参加費:無料
- 申込み方法:イベントサイトの「参加登録」(こちら)よりお申込みください。
- 申込期間:大会当日中(12月14日)まで
- 主催:神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート移住・移民研究センター
- お問い合わせ先:神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート
gicls-promis[at]research.kobe-u.ac.jp ※[at]は@に変更してください。

(担当:国際文化学研究科)