本学学部における、人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的は、次のとおりです。

文学部

広い知識を授けるとともに、言葉及び文化、人間の行動並びに歴史及び社会に関する教育研究を行い、人間文化及び現代社会に対する深い教養、専門的知識、柔軟な思考力並びに豊かな表現能力を有する人材を養成することを目的としています。

 

国際人間科学部

グローバルイシューを深い人間理解と他者への共感をもって解決し、「グローバル共生社会」の実現に貢献する「協働型グローバル人材」を養成することを目的としています。

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
グローバル文化学科多文化間の境界を乗り越えるグローバル共生社会を実現するため、諸文化の多様な様相と社会のグローバル化についての正確な理解を基に、現代世界が抱える文化的・社会的問題を自らのイニシアティヴで解決へと導くリーダーシップを備えた人材を養成することを目的としています。
発達コミュニティ学科人間の発達は、多様なコミュニティにおける社会的諸関係(学修や経験・協働)を通じて実現されていく。「発達コミュニティ」をこのように理解した上で、人々の多様性や異質性を尊重した持続可能なグローバル共生社会の実現を目指し、人間の多様な発達と、発達を支えるコミュニティ(多様な人々が協働する社会)に関する研究・教育を行い、人間がより良く生きるとともに、それを可能にする多様なコミュニティを国際社会を舞台として形成・展開していく能力を身に付けた人材を養成することを目的としています。
環境共生学科人間と環境の調和に根ざす持続可能なグローバル共生社会の実現を目指し、身近な環境から地球環境に至る幅広い環境について、様々な問題を発見・立論し、解決に導くために必要な能力を有し、さらに、国際的な視野から課題に取り組む行動力を身に付けた人材を養成することを目的としています。
子ども教育学科次世代育成を通したグローバル共生社会の実現を目指し、グローバル社会に関わる幅広い視野を持ちながら、子どもと学校が抱える課題を多面的に認識し、実践的に解決していく能力を身に付けた初等教育教員等を養成することを目的としています。

※平成29年4月より、国際文化学部と発達科学部を再編統合し、新たに「国際人間科学部」を設置しました。

国際文化学部

現代世界における異文化間の相互作用並びにグローバル化による文化の変容及びコミュニケーションにかかわる教育研究を行うとともに、幅広い知識を身に付け、深い異文化理解能力及び自在なコミュニケーション能力を持つ人材を養成することを目的としています。

※国際人間科学部の設置に伴い、平成29年度入試より学生募集を停止しました。なお、学生が在学する間、国際文化学部は存続します。

 

発達科学部

広い知識を授けるとともに、乳幼児期から高齢者に至るまでの人間の発達及びそれを支える環境について様々な側面から教育研究し、教養、人間の発達及びそれを支える環境に関する専門的な知識並びに問題解決能力を有する人材を養成することを目的としています。

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
人間形成学科広い知識を授けるとともに、人間の誕生から高齢期に至るこころ及び諸能力の発達並びに人間形成にかかわる諸要因について、社会的及び文化的な観点から教育研究を行い、教養並びに心理、発達、教育及び学習に係る専門的な知識を身に付けた人材を養成することを目的としています。
人間行動学科広い知識を授けるとともに、人間の行動について、健康発達、行動発達及び身体行動の解析及び応用の視点により、自然科学及び人文・社会科学の面から総合的に教育研究を行い、教養及び各年代における健康課題の解決策、子どもから高齢者に至る人間の行動の発達及び適応を多面的に解明する能力並びに運動・ スポーツ等身体活動にかかわる高度な知識及び活動的な生活の実践力を有する人材を養成することを目的としています。
人間表現学科広い知識を授けるとともに、音楽、造形、パフォーミングアーツ等の人間の様々な表現や創造活動について教育研究を行い、教養、表現領域についての幅広い知識並びに個々の領域における専門的な知識及び技術を身に付け、研究、創造及び社会的実践に関する能力を有する人材を養成することを目的としています。
人間環境学科広い知識を授けるとともに、人間の発達の在り方に深くかかわる環境の諸問題を総合的・学際的に探究し、自然環境、数理情報環境、生活環境及び社会環境の視点から教育研究を行い、理系・文系の枠を超え、教養及び多様な専門的知識を身に付け、それらの統合・融合を積極的に図り、新たな人間環境の創造に向け、理論的・実践的な問題解決の能力を有する人材を養成することを目的としています。

※国際人間科学部の設置に伴い、平成29年度入試より学生募集を停止しました。(3年次編入学を除く。)なお、学生が在学する間、発達科学部は存続します。

 

法学部

広く知識を授けるとともに、法学・政治学の教育研究を行い、幅広い教養及び法学・政治学の専門的知識を身に付け、ますます高度に専門化した社会における要請に対応しうる問題解決能力を有する人材、及び急激に進展しつつある国際的環境のもと、法的・政治的な領域について国際的な貢献を行う能力を有する人材を養成することを目的としています。

 

経済学部

広く知識を授けるとともに、経済学に関する人類の知見を継承し、創造的に発展させることを通じて、豊かな人間性を涵養する教育研究を行い、経済学を中心とした広範な学問分野における高い専門性及び論理的思考力を持つ人材、幅広い教養及び協同の精神を有し、広く社会に貢献する人材並びに国際的な視野を持ち、世界で活躍できる人材を養成することを目的としています。

 

経営学部

広く知識を授けるとともに、わが国における経営学・商学の中核的拠点として、先端的な教育研究を行い、21世紀の知識・産業社会にあって知的リーダーシップを発揮できる、豊かな教養、経営・経済・社会の全般にわたる基本的知識、経営に関する専門的知識、国際社会に通用する思考力、判断力及びコミュニケーション能力を備えた人材の養成を目的としています。

 

理学部

自然科学の基礎である理学諸分野を探求することによって自然の理解を深め、社会の進歩に貢献することを教育研究上の目的としています。

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
数学科広い知識を授けるとともに、解析数理、構造数理、応用数理の教育研究を行い、教養並びに数学及びその応用に関する専門的な知識を身に付けた人材を養成することを目的としています。
物理学科広い知識を授けるとともに、物質の構造及び機能を根本原理から理解するための教育研究を行い、教養及び物理学に関する専門的な知識を身に付けた人材を養成することを目的としています。
化学科広い知識を授けるとともに、新しい概念及び学際領域の創出を意図した化学の教育研究を行い、教養及び幅広い化学の専門的な知識を身に付け、未開拓の分野への意欲的取り組み並びに問題認識及び解決能力を身に付けた創造力のある人材を養成することを目的としています。
生物学科広い知識を授けるとともに、分子・細胞レベルから種及び生態系レベルまでの基礎生物学的教育研究を行い、教養及び生物学に関する専門的な知識並びに科学的な考え方を身に付けた人材を養成することを目的としています。
惑星学科広い知識を授けるとともに、地球及び太陽系・宇宙についての教育研究を行い、教養及び惑星学に関する専門的知識並びに自然の中から自ら問題を発見し解決する能力を身に付けた人材を養成することを目的としています。
 

医学部

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
医学科広い知識を授けるとともに、医学・生命科学分野の教育研究を行い、高度な専門的知識・技術を身に付け、高い倫理観並びに旺盛な探究心と想像力を有する「科学者」としての視点を持つ医師及び医学・ 生命科学における先端的・学際的研究を推進する研究者を養成することを目的としています。
保健学科広い知識を授けるとともに、総合保健医療の創造及び実践に向けた教育研究を行い、保健医療福祉チームの中で協働して人々の健康を支え、国内外の医療及び人類の幸福に貢献することのできる高度な専門的知識、技術及び豊かな人間性を有する医療人並びに問題を発見し解決していくために必要な科学的・ 論理的思考、創造的探求心及び研究志向性を有する医療人を養成することを目的としています。
 

工学部

各学科の専門分野について幅広い知識及び学際的視点を有する人材、特に複眼的視野を有する創造性豊かな人材を養成するため、専門性、学際性及び実践性を重視した教育研究を行っています。

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
建築学科広い知識を授けるとともに、人間生活の基盤である住宅及び建築施設を創造する最も普遍的な学の一つである建築学の教育研究を行い、「計画」・「構造」・「環境」という建築の基礎的学問領域の知識を習得し、これらを総合して現実的課題に対応する具体的解答を導き出す「空間デザイン」 の能力を備えた人材を養成することを目的としています。
市民工学科広い知識を授けるとともに、土木工学を基盤とする、環境と調和した安全・安心な市民社会の創生に係る教育研究を行い、21世紀の市民社会が必要とするパブリックサービスの担い手となるための基礎的な知識並びに広い視野、高い創造思考力、課題解決能力、コミュニケーション能力及び倫理観を兼ね備えた人材を養成することを目的としています。
電気電子工学科広い知識を授けるとともに、電気電子工学の教育研究を行い、教養並びに電子物理工学及び電子情報工学に関する基礎から応用までの専門的な知識を身に付け、電気電子工学の将来の展開に柔軟に対応できる能力を有する人材を養成することを目的としています。
機械工学科広い知識を授けるとともに、地球環境との調和を図りつつ、将来の科学技術及び基盤産業を先導するために必要な先進的かつ卓越した機械工学を、熱流体工学、材料物理工学及び設計生産工学の3分野を中心として恒常的に創造することを研究目的とし、自然科学・情報科学・社会科学等の基盤的な学問分野を修め、機械工学に関する専門知識を備え、人間性豊かな広い視野を有する人材を養成することを目的としています。
応用化学科広い知識を授けるとともに、様々な分子及び材料について、分子レベルのミクロな基礎化学から、分子集合体である化学物質・材料への機能性の付与・発現、それらの効率的生産法、生物機能の工学的応用、実際のマクロな工業規模の製造、生産の技術及びシステムなどにわたる広範囲の内容を統合的に教育研究し、これにより、基礎学力及びそれに基づく応用力に秀で、急速に高度化、多様化する社会的ニーズに対応できる将来の世界の化学工業を背負って立つ人材を養成することを目的としています。
情報知能工学科広い知識を授けるとともに、次世代情報化及び知能化システムの実現のための基礎科目並びに先進的・ 学際的な専門科目からなる体系的な教育研究を通して、基礎知識及び専門知識の統合・融合を図り、高度情報化社会の様々な技術問題を解決できる能力を有する人材を養成することを目的としています。
 

農学部

広範な知識を授けるとともに、食料・環境・健康生命に代表される農学の諸課題を探求することによって、持続共生社会を構築するための技術及び知的基盤の創成を教育研究上の目的としています。

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
食料環境システム学科広い知識を授けるとともに、農業工学及び農業経済学の融合による学際的な視点及び方法論に基づき、自然・人工環境,作物・食料、人間・地域国際社会及び生産技術を包括した食料環境システムの構築に係る教育研究を行い、教養及び倫理観並びに農業生産基盤から食料の生産・加工・流通・ 消費に至る様々な問題に取り組める専門的な知識を身に付け、それらに関する専門性を要する職業等に必要な能力を有する人材を養成することを目的としています。
資源生命科学科広い知識を授けるとともに、有用な動物、植物、微生物及びそれらの相互作用に係る諸問題を、遺伝子から生態系レベルまで及び基礎から応用までを統括した資源生命科学として捉えた教育研究を行い、教養及び倫理観並びに生物資源の探索・生産・ 利用から管理技術の開発に至る様々な問題に取り組める専門的な知識を身に付け、それらに関する専門性を要する職業等に必要な能力を有する人材を養成することを目的としています。
生命機能科学科広い知識を授けるとともに、生命が生み出す多岐にわたる機能を作物、食品、化学・医薬品等の生産に活用するためのバイオサイエンスたる生命機能科学に係る教育研究を行い、教養及び倫理観並びに農と食にかかわる多様な機能及び現象を分子から生態レベルまで広範囲に解析できる専門的な知識を身に付け、それらに関する専門性を要する職業等に必要な能力を有する人材を養成することを目的としています。
 

海洋政策科学部

海洋基礎科学分野、海洋応用科学分野、海洋ガバナンス分野及び海技士養成に係る商船学分野を対象とした教育研究を行い、人間と海との関わりに関する深い洞察力を身に付け、海洋の科学的探究、海洋環境の保全、海洋の持続可能な開発・利用と海事・海洋産業の発展、海洋に係る法秩序の安定、国際的協調と総合的管理に貢献し、将来の海洋立国を牽引する「海のグローバルリーダー」及び「海のエキスパート」となり得る人材を育成することを目的としています。

 ※令和3年4月、海事科学部を改組し、「海洋政策科学部」を設置しました。

 

海事科学部

学科人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
グローバル輸送科学科人間活動を支える地球規模の物流の基盤を支える輸送体系の高度化に貢献する人材を育成することを目的としています。
海洋安全システム科学科地球の70%を占める海域の健全性の維持と,四面を海に囲まれた我が国の持続的発展に不可欠な海洋の開発・活用・保全及び海域にかかる安全・安心社会の維持に貢献する人材を育成することを目的としています。
マリンエンジニアリング学科広い知識を授けるとともに,船舶をはじめとして海洋に関するメカトロニクス技術,環境保全技術,省エネ・新エネ技術等に関する教育研究を行い,海洋機械・構造物の高効率かつ環境に配慮した運用・管理を実現するための実践的な問題解決能力を身につけた人材を養成することを目的としています。
 ※海洋政策科学部への改組に伴い、令和3年度入試より学生募集を停止しました。(3年次編入学を除く。)なお、学生が在学する間、海事科学部は存続します。