1. HOME
  2. 大学について
  3. 取組・計画
  4. ハラスメントの防止に向けて

神戸大学ハラスメント防止宣言

~ハラスメントのない快適な環境を作るために~

神戸大学は、全ての大学構成員一人ひとりの人権が尊重され、互いの信頼のもとに各人がその個性と能力を最大限に発揮できるよう、適正な就労、就学環境を維持します。
 ハラスメントは、被害者に深刻な精神的身体的苦痛を与え、就労、就学環境を著しく悪化させるものであり、決して許されるものではありません。
 神戸大学は、ハラスメントのない快適な環境を作るために、大学全体でハラスメントの徹底的な防止と根絶に取り組むこと、かつ、ハラスメントとみなされる行為が発生した場合には、厳正に対処することをここに宣言します。

                                     神戸大学長(2022年10月1日)

Kobe University’s Declaration for the Prevention of Harassment

~ For the creation of a comfortable, harassment-free environment ~

Kobe University strives to maintain an appropriate environment for work and study where the human rights of each individual member of the university are respected, and everyone can fully express their individuality and capabilities based on mutual trust.
Harassment is unforgivable; it causes deep psychological and physical harm to victims and significantly damages work and study environments.
In order to create a comfortable, harassment-free environment, Kobe University hereby declares that it will strive to thoroughly prevent and eradicate harassment throughout the university, and will strictly deal with any conduct found to constitute harassment.

                           The President of Kobe University (October 1, 2022)

ハラスメントの防止に向けて

神戸大学では、学生、職員の一人ひとりが心理的、身体的に安全かつ快適な環境で勉学に研究に仕事に専念し、 充実したキャンパス・ライフを送ることのできる大学を目指しています。

そのためには、安全で快適な教育・研究・労働環境を脅かすいかなる行為も黙認されるべきではありません。

皆さんは大学の中で、学部、学科、クラス、研究室やサークルあるいは職場に所属して、 自由で幅広い人間関係をもつことができます。大学における人間関係は、男女の間、同性の間全てにおいても自由で対等な関係であり、 互いに相手の立場を重んじることを前提としています。

皆さんが、充実したキャンパス・ライフを送ることができるよう、ハラスメントの防止について呼びかけたいと思います。

ハラスメント防止対策パンフレット

ハラスメントは許しません!!

ハラスメント防止対策リーフレット

ハラスメントとは?

ハラスメントとは、「嫌がらせ」を意味します。 誰かがあなたに対して、あなたが望まない言葉や態度により、屈辱や精神的苦痛を感じさせたり、不快な思いをさせたりすることです。 大学という環境の中では、職員が学生に対して、あるいは学生同士、職員同士などで、 自らの優位な地位や権限を利用して、逆らえない立場にある相手に対し、相手の意に反する性的な性質の言動、 飲酒の強要、嫌がらせ、いじめ、研究妨害、就労上及び就学上の機会・条件・評価等での差別のような行為が、最も典型的なハラスメントといえます。

教員には成績評価などの権限が与えられており、 クラブ活動やゼミナールなどでは学生同士にも先輩と後輩、上級生と下級生の上下関係があるため、 研究室、教室、部室など大学の外から見えにくい狭い空間は、ハラスメントが起きやすい環境にあるといえます。

職場においても同じようなことがあります。

なお、ハラスメントには、以下のような種類があります。

「セクシュアル・ハラスメント」 …職員又は学生等が他の職員又は学生等に、 言葉、視覚、行動等により、就労、就学、教育又は研究上の関係を利用して、 相手の意に反する性的な性質の言動等を行うこと及びそれに伴い、相手が職務及び学業を行う上で利益又は不利益を与え、 就労、就学、教育及び研究のための環境(以下「教育研究環境等」という。)を阻害又は悪化させる結果となる不適切な言動等を行うこと。

「アカデミック・ハラスメント」 …職員又は学生等が他の職員又は学生等に、 優位な立場や権限を利用し又は逸脱して、その指示、指導等を受ける者の向学意欲、 労働意欲及び教育研究環境等を阻害又は悪化させる結果となる不適切な言動等を行うこと。

「パワー・ハラスメント」 …職員又は学生等が他の職員又は学生等に、自らの地位若しくは権限又は事実上の上下関係を不当に利用して、その指示、指導等を受ける者の向学意欲、労働意欲及び教育研究環境等を阻害又は悪化させる結果となる不適切な言動等を行うこと。

「妊娠、出産、育児休業等に関するハラスメント」 …職員又は学生等が他の職員又は学生等に、妊娠、出産、育児若しくは不妊治療を受けること又は育児・介護休業制度等の利用を理由として、向学意欲、労働意欲及び教育研究環境等を阻害又は悪化させる結果となる不適切な言動等を行うこと。

「その他のハラスメント」 …職員又は学生等が他の職員又は学生等に飲酒の強要、誹謗、中傷、風評の流布、性的指向・性自認に関する侮辱等により人格・人権を侵害して、向学意欲、労働意欲及び教育研究環境等を阻害又は悪化させる結果となる不適切な言動等を行うこと、又は、障害を理由とする差別により障害者の権利利益を侵害すること。

ハラスメントを防ぐために

人間関係は、社会生活にとって最も重要なものです。 その人間関係を良好に維持するためには、相手の立場になって考えることが、大人として必要なルールといえます。

私たち一人ひとりが自分の言葉や行いを省みることが大切です。 あなたの言葉や態度を不快に感じている人がいるかも知れません。「嫌だ。やめてほしい。」と言えない弱い立場の人の気持ちを思いやってください。 まして、地位や権力を利用した嫌がらせは許せるものではありません。

もし、ハラスメントが起き、調査委員会が調査した結果、ハラスメントの事実が確認された場合、加害者は懲戒の対象となります。

ハラスメントをなくすためには、"人を大切にする気持ち"が何よりも大切です。

ハラスメントの被害にあったら

あなたがハラスメントを受けたと感じたら、その行為が不快であること、 すぐに止めてもらいたいことを、相手に直接、はっきりと伝えてください。自分の態度をはっきり示すことが大切です。

意思表示をしても効果がないとか、意思表示をしたくてもできない場合は相談窓口に相談してください。 一人で悩まなくてもいいのです。

あなたが受けた被害を正確に伝えるためには記録が最も良い方法です。 被害を受けた日時、場所、状況について詳細に書き留めてください。誰か目撃者がいたらそれも書き留めておいてください。

ハラスメントにあたるか否かは、他の人の意図ではなく、あなた自身がどう感じたか、あなた自身の判断が大切です。 「これはなかったことにする」ということにはしないでください。我慢したり、放置したりしては、ハラスメントはなくならないのです。

ハラスメントの相談について

ハラスメントの被害にあったときの相談は、「ハラスメント相談員名簿」 (学内向け) の相談員に申し出てください。また、相談者が所属する学部等の相談員だけでなく、保健管理センター「こころの健康相談」カウンセラーなど、どの相談員にでもできます。

相談したことを理由とした不利益な取扱いは禁止されていますので、どのような問題も一人で抱え込まずに相談してください。プライバシーは守られます。                                                                                                     相談員が加害者とされた人に改善を求めることがある場合は、相談内容の守秘義務、二次被害発生の恐れなどに留意し、熟考した上で行動してください。                                                                                                       ハラスメントの事実がないにもかかわらず加害者として訴えられた人も、ハラスメントによる被害を受けたと訴えることができます。

”勇気を出して相談すること” これが問題解決の第一歩です。相談することによって、問題が解決した事例は多くあります。

また、性暴力(同意のない・望まない性的な行為)を伴う場合、各都道府県に設置されている性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターは、被害直後から総合的な支援を行うことで被害者の心身の負担を軽減し、その健康の回復を図る組織であり、電話相談、面談相談のほか、病院や警察への同行支援や医療費負担にも対応しています。                                                                                                                                                   さらに、相談しやすい体制の一環として、ワンストップ支援センター全国共通短縮ダイヤル(♯8891)(はやくワンストップ)を運用するとともに、性暴力に関するSNS相談「Cure Time(キュアタイム)」を実施していますので、必要に応じて利用してください。

※参考情報として、兵庫県下の機関を明記しておきます。

 ○ ひょうご性被害ケアセンター「よりそい」 

 ○ 特定非営利活動法人 性暴力被害者支援センター・ひょうご 

ハラスメント行為の例示について

ここに掲載する例示は、 国立大学法人神戸大学におけるハラスメントの防止等に関する規程第2条に規定するハラスメントの定義のみでは、 どのような言動等がハラスメントに該当するかわかりにくいため、具体的なハラスメント行為を例示したものです。

この例示が全てのハラスメントを示しているものではありません。ここではハラスメントを5つに分類し例示を示していますが、これらが重なり合っている場合もありますので、便宜上の分類であることを了承して下さい。

ハラスメント被害解決への流れ
─被害を訴えた人の意向が尊重されます─

拡大版はパンフレットをご参照ください。