11月28日~29日、リーガロイヤルホテル広島において、「第13回日中学長会議」が開催され、本学からは中村保理事・国際連携推進機構長、胡云芳神戸大学北京拠点長が出席しました。同会議は、日中双方の大学長等が一堂に会し、共通の課題等について話し合うもので、2000年から日中両国において隔年で開催されています。今年は、日本側からは24機関、中国側からは20機関の参加がありました。

28日のウェルカムレセプションでは、呉江浩中華人民共和国駐日本国大使館特命全権大使や、薛剣駐大阪中華人民共和国総領事、また本学との間で学術交流協定を締結している浙江大学、復旦大学、華中科技大学からの出席者らと挨拶を交わし、交流を深めました。

翌29日は、「多様性と融合~これからの時代に求められる人材と高等教育~」というテーマのもと、広島大学の越智光夫学長および中山大学の高松学長から基調講演が行われました。続くセッションでは、「ポストコロナの新しい大学教育・ICTの活用」「気候変動・地球規模課題への挑戦」をテーマに日中の発表校から提起された内容に対し、活発な議論が交わされました。

最後の全体会合では、本会議を総括し、参加校の新規加入と次回の開催が華中科技大学で行われることが決定され、閉幕しました。

2日間におよび盛会裏に終了し、今後の日中大学間の益々の協力強化が期待されます。

(企画部国際連携課)