5月14日に本学工学研究科の鈴木広隆准教授が「日本図学会賞」を受賞しました。受賞業績は「光と形態の相互関係に着目した研究・教育・普及啓発活動」です。
業績の概要として、ランプシェード・行灯を製作するための曲面デザイン手法に関する研究や、それらの手法を活かした教育・普及啓発活動が高く評価され、日本図学会の学会賞を受賞しました。日本図学会は1967年に発足した学会で、機械工学、情報工学、建築、美術、各種デザイン等の多様な分野の専門家が図や形を対象とした様々な研究活動を行っています。学会賞は、「図学研究または他の学術誌に論文を掲載するか、もしくは著書をあらわし、図学の研究に著しい貢献をしたもの。」、「図学に関係するすぐれた新製品を開発したもの。」、「そのほか図学に関係するすぐれた業績をあげたもの。」のいずれかに該当する会員に対して授与されるものです。本学からは、過去に小高司郎先生、村上晋一先生、宮崎興二先生、竹山和彦先生が受賞されており(所属は受賞時のもの)、現人間発達環境学研究科教授の小高直樹先生(受賞時の所属は日本航空株式会社)も1987年に受賞されています。